普段、街中に住んでいるせいか、旅に出ると、無性に田舎に行きたくなります。
この旅の対象である古代遺跡も僻地にありますし。
ということで、今日(9月2日)はマドリッドから小旅行。
目的地は東方に位置するグレドス山脈にある山間の小さな町(Arenas de San Pedro)。
バスで行きます。
宿の近くのカフェでのんびり朝食を取りながら、バスの便を確認。
えっ!!
てっきり近くのバスターミナルからそのバスが出ると思っていたら、南方にある別のバスターミナルから発車することがわかり、あわててカフェ・コン・レチェ(ミルク入りコーヒー)を飲み干し、地下鉄の駅に向かいました。
大阪で言えば、梅田から天王寺まで~といった感じ。
タクシーの利用は全く念頭になかったです。
バスの出発時間が午前9時。
あと30分しかあらへん。
乗り遅れたら、次は午後1時の便。
何としても乗りたい。
焦る、焦る~m(__)m
このパターン、よくあるな~(*_*)
駅に駆けつけたのはええんですが、自動券売機での切符の買い方がわからへん。
交通局の女性職員に英語で伝えたら、手取り足取り(足はウソです)、教えてくれました。
これでマドリッドの印象がめちゃめちゃ良くなった~(^-^)v
ホームに駆け降り、運よく発車間際の電車に乗り込めた。
よかった、よかった。
そう思ったのもつかの間、顔が真っ青になった。
「しもた!!!」
反対方向の電車に乗ってしまったのです。
このパターンもよくある~(涙)
焦っていたら、ろくなことありませんね、ほんまに。
次の駅で降りてUターン。
何とかバスターミナルに着いたのですが、でっかくて勝手がわからへん。
インフォメーションのお姉さんに目的地を告げると、発車まで時間がないのがわかり、英語で大声で叫んでくれました。
「44~!!!」
フロア全体に響きました。
同時に、切符窓口を指差してくれはりました。
猛ダッシュ~
お姉さんの迅速な対応に、マドリッドにますます好感が持てたと思う暇もなく、切符を買い求め、発車直前のバスに駆け乗りました。
滑り込みセーフ。
やれやれ~(^o^;)
しかし、バスは15分遅れで出発……。
あぁ、あぁ~、何のこっちゃ。
まぁ、よかった、よかった、運がいいと自分を慰めていました~(笑)