Category Archive:

10月 08

『大阪春秋』の最新号に拙稿が載っています!

季刊郷土誌『大阪春秋』の第180号が届きました!

今号の特集は『メディアと上方の芸能』。

ぼくは『映画と上方の芸能・演芸~切っても切れない間柄』と題し、映画黎明期から今日までの両者の〈密な絆〉について結構、濃厚に書かせてもらいました。

他の著者の原稿も非常に興味深いものばかりです。

ご関心のある方、ぜひお求めください~(^_-)-☆

9月 09

新著『ヨーロッパ古代「ケルト」の残照』、上梓しました!

新著『ヨーロッパ古代「ケルト」の残照』(彩流社)が手元に届きました~❗

22冊目の自著です。

ライフワークの「ケルト」に焦点を絞った本では、これで14冊目になります。

新聞社を辞めた25年前からヨーロッパのケルト関連スポットを踏破し、取材してきました。

その成果を「ケルト」紀行シリーズ全10巻(彩流社)にまとめ、2008年に一応、完結したのですが、実は未踏の地が結構あり、引き続き取材を続行。

本書は以前の分を含め、13か国、29か所の貴重な遺跡を取り上げ、「ケルト」の原初の一端を探っています。

ややマニアックな内容ですが、きちんと活字として〈記録〉に残すことができてよかったと思っています。

すべて自分の足で稼いだ〈現場主義〉に根づくものです。

それだけに、この本はめちゃめちゃ愛おしい~❗💕❗

来週末、本屋さんに並ぶそうです。

他のケルト関連本はこれです。

6月 12

心がくすぐられる『配色事典』

桑染色(くわぞめいろ)、淡黄檗(うすきはだ)、緋褪色(ひざめいろ)……。

すべての色に日本語の名前が付いてるんですね~(^_-)-☆

京都の出版社、青幻舎に勤務している大学の元教え子(2006年卒業、関大武部ゼミ3期生の大谷幸恵さん)から実に興味深い事典が贈られてきました。

ありがとうね~!!

彼女が編集した『配色事典 応用編 大正・昭和の色彩と商業デザイン』。

著者の和田三造は、衣笠貞之助監督の『地獄門』で色彩・衣裳デザインを担当した著名な洋画家です。

滋味ある色のネーミングに日本人の美意識が感じられ、心がくすぐられています~♥💛♥

4月 19

この非常時、書店の果たす役割とは?? 昨日、隆祥館書店で討論会がありました。

昨日、大阪・谷町六丁目にある町の本屋さん、隆祥館書店で、『非常時における文化のインフラとしての本屋のあり方』について、店主の二村知子さん(司会)、作家の増山実さん、ジャーナリストの木村元彦さんと意見を交わしました。

もちろん、「三密」を避けるため、窓を開け放ち、SD(社会的距離)を確保しての「無観客(参加者)」の討論会。

本は‥‥、映画、音楽、演劇、各種芸能などと同様、人の心に潤いと生きる知恵を与えてくれるものだと思うてます。

まさに文化です~

ぼくにとっては、ちょっと大げさかもしれませんが、生きる上で欠かせない「ライフライン」のようなもの。

ともすれば心が枯渇しがちなこの異常な状況下だからこそ、「心の栄養剤」としての本の役割がますます重要性を帯び、本屋さんの存在価値が高まっていると思うのです。

とりわけ、町の本屋さんは、大型書店やネット通販では味わえない「ふれ合い」の場でもあります。

大型書店がスーパーなら、町の本屋さんは、八百屋、果物屋などの個人商店。

ぼくは温もりのあるそんな町の本屋さんが大好きです~

チャップリンではないけれど、「街の灯」のような存在。

幸い、今のところ書店は休業要請の対象になっていません。

厳しい外出自粛が続いていますが、近くに書店があれば、散歩の途中、食料や日用品の買い物帰りに、ちょこっと立ち寄ってもらいたいな~。

休業していない本屋さんがありますから~

こんなことをぼくはお話ししました。

他のゲストの方からも貴重なご意見を拝聴でき、すごく実りのある集いでした。

この場で出た発言が何らかの形で生かされることを切に願っています~

後日、しかるべき形でこの日の内容がオープンになると思います。

3月 29

4月18日、隆祥館書店で文化イベント~!!

世の中がだんだんややこしくなってきましたが……、だからこそ、こんなイベントが意味を持つのではないでしょうか。

『文化のインフラとしての本屋のあり方』

4月18日(土)15時~17時、大阪・谷町六丁目にある「隆祥館書店」で。

新型コロナウイルス禍による自粛が全国的に強化され、図書館も閉館になっています。

こういう非常時に町の本屋は何ができるのか……。

書店オーナーの二村知子さんが、言い知れぬ切迫感からこのイベントを企画しはりました。

作家の増山実さん、ジャーナリストの木村元彦さんと共に忌憚のない意見を交換したいと思うています。

当日は、最大限の感染防止対策を講じると二村さんが言うてはります。

皆さんもご一緒に考えませんか?

参加費:1500円

2月 16

貴重な記録『我が家に来た脱走兵~一九六八年のある日から~』

試写室で時折り、お目にかかる小山帥人(おさひと)さんのご著書『我が家に来た脱走兵~一九六八年のある日から~』(東方出版)を読み終えて……。

半世紀前、ベトナム戦争の戦場から脱走した19歳の米兵キャルを、小山さんが4日間、自宅で匿ってはったんです。

当時、小山さんはNHK大阪放送局勤務。

その米兵との縁(えにし)をベトナム戦争や社会情勢を盛り込みながら回想し、47年ぶりの再会を詳しく記してはります。

MBS(毎日放送)のドキュメンタリー番組でアメリカでの再会を観た覚えがあります。

ご本人にとって強烈な出来事を何としても活字に記録しておきたいという「執念」が行間からにじみ出てきました。

ページを繰った瞬間、ベトナム反戦運動で揺れ動いていたあの時代(ぼくは中学2年生でした)にタイムスリップ。

クールな筆致ながら、熱い読み物でした。

6月 11

田辺聖子さん、天国へ召されました

大阪の作家、田辺聖子さんが6日に亡くなりはりました。

享年、91。

女性、それも大阪女の心の襞を描かせれば、この人の右に出る作家はいないでしょうね。

女性の心理を知る上でどれだけ彼女の作品が参考になったことか~(笑)

ユーモアとイチビリ。

典型的な大阪人気質を発散させた田辺さんの作品は、独特のエスプリが効いていて、『大阪弁ちゃらんぽらん』などのエッセイはどれも笑いの「玉手箱」でした。

ほんまにこなれた、生き生きとした大阪言葉(関西弁とちゃいまっせ~❗ 一緒くたにせんといて~!)を見事に活字にされてはりました。

そういえば、映画化されたのは『ジョゼと虎と魚たち』だけやったかも。

田辺さんが残したアフォリズム(箴言、金言)の数々……、どれも納得できます~😁

よぉ、人間を見てはりますわ。

『苦味(ビター)を少々』(集英社)からちょっと抜粋。

☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆

「女は、やさしい男が好きなくせに、男がやさしいと見くびるものである」

「大きな嘘をつくときは、人は、ふつうよりも、いっそうまじめになる」

「一緒に笑うことが恋のはじまりなら、弁解(いいわけ)は恋の終わりの暗示」

「食べ物が安いというのも文化程度の高いことである」

「本音というのは黙ってるから、本音。しゃべると、タテマエになってしまう」

「人生をうまく生きる人というのは、楽しい口実をたくさん考えつく人である」

そうそう、ちょかBandの「ちょか」もちゃんと説明してはりました。

「チョカは、とくに大阪の下町っ子に多かった気ィがする。

注意力散漫、消しゴムを床に転がしたり、墨を隣の席の子の服にこぼしたり、先生の言うことを半分聞いて、いつも早とちりで失敗するような子。

大物ではないと、ひと目で分かる子。

ガサの方は、少し粗暴という意味が加わる」

うまいこと表現してはります。

ぼくと相方のキャラクター、そのもの!

☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆

『源氏物語』の現代訳など古典にはついぞ親しめませんでしたが、めちゃめちゃ楽しませくれはりまして、ありがとうございました。

天国でカモカのおっちゃんと丁々発止の会話を楽しんでください。

ご冥福をお祈り申し上げます。

合掌。

4月 15

弁護士の坂和章平さんの新刊『“法廷モノ”名作映画から学ぶ生きた法律と裁判』

映画配給会社の試写室にはいろんな人が来はります。

新聞社の映画担当記者、浜村淳さんに象徴されるタレント、放送、雑誌、ネット系の映画担当者、映画ライター、その他映画業界の関係者……。

そんな中で異色な人がいてはるんです。

坂和章平さん。

この方、弁護士さんです。

本業のかたわら、頻繁に試写室に通い、映画評論を行ってはります。

愛媛県松山生まれの70歳。

大阪大学法学部を出られて、1974年から弁護士活動を続けてはります。

ぼくの兄貴分的なお方です。

これまで約3000本の映画評論を『SHOWHEY シネマルーム』(自費出版)という本にまとめ、なんと42冊も上梓してはるのです!

ほんまにすごいと思います。

その坂和さんが、プロ意識を存分に生かし、このほど『“法廷モノ”名作映画から学ぶ生きた法律と裁判』(定価:本体2000円、発行所:ブイツーソリューション、発売元:星雲社)を出版されました。

『グリーンマイル』『インサイダー』『リンカーン弁護士』『ハンナ・アーレント』『判決、ふたつの希望』『事件』『それでもボクはやっていない』『三度目の殺人』……。

洋画、邦画の法廷モノ映画の中から、“独断”で84本をピックアップ。

それらについて、陪審員、法廷闘争、死刑制度、裁判員制度、弁護士、裁判官、検察官、共謀共同正犯、軍事法廷、有事法制、冤罪、死刑囚国情の違い、アウシュビッツ(ナチス)裁判など大所高所から切り込んでいます。

どれも非常に詳しく説明されています。

さすがプロフェッショナルです!

映画の中で法廷の場面が出ると、グッと引き締まりますよね。

そのエッセンスを坂和さんが見事にすくい上げ、法律と裁判とはなんぞやと踏み込んではるのです。

これは知的好奇心がくすぐられます~(^_-)-☆

11月 09

『写真アルバム 大阪市の昭和』、完成しました!

執筆陣の1人として関わった『写真アルバム 大阪市の昭和』(樹林舎)が完成し、先ほど贈呈本が届きました!

600枚の写真を盛り込んだ分厚い写真集です。

生まれ育った大阪の知らない風景がいっぱい載っています。

亡き父親の写真も確かにありました(笑)。

こういう形で故郷・大阪に「恩返し」ができてうれしいです。~(^_-)-☆

この写真集は明日、刊行されます。

すでに予約で完売かな~( ;∀;)

古巣・読売新聞の10日付夕刊社会面にドカーンと載りました~(^.^)/~~~

10月 22

隆祥館書店「作家と読者の集い」200回突破記念パーティー~(^_-)-☆

大阪市内の中心部、谷町六丁目にある町の本屋さん、隆祥館書店が8年前から1か月に2回のペースで「作家と読者の集い」を続けておられます。

このほど200回を突破したので、その記念パーティーが昨夜、中之島の対岸にあるカフェ・レストラン「LOVE CENTRAL」で開催されました。

店を仕切ってはる二村知子さん、お疲れさんでした&おめでとうございます~!!

この集い、ぼくは4回お声がかかりました。

『ウイスキー アンド シネマ 琥珀色の名脇役たち』(淡交社)、ウイスキー専門雑誌『Whisky World』(ゆめディア)の渡部社長とのジョイント・トーク、『大阪「映画」事始め』(彩流社)、『ウイスキー アンド シネマ 心を酔わせる名優たち』(淡交社)の出版記念トークイベントでした。

パーティーには、作家、出版社の編集者、マスコミ関係者、隆祥館書店のファンら約100人が参加。

『貧困大国アメリカ』で一躍、脚光を浴び、このほど最新刊『日本は売られている』(幻冬舎新書)を出された注目の国際ジャーナリスト、堤未果さんも来られていました。

堤さんの旦那さんは参議院議員の川田龍平さん(立憲民主党)です。

古巣新聞社の科学部時代、HIVの取材で一度、お会いしたことがあります。

昨日、堤さんから紹介されたときはそのことを失念しており、今朝、「川田さんに取材した!」と思い出しました~(笑)

そのご夫婦と関大で教鞭をとってはる森下先生をまじえて4人で記念撮影~📷

創業者のお父さんの遺志をちゃんと受け継いだ二村さんの「本の力」を信じるピュアな熱意にただただ頭が下がる思いです。

ほんまにエライ!

「継続は力なり」です。

しんどいとは思いますが、これからもぜひ続けてくださいね~👍

ぼくもまた集いに呼んでもらえるよう、本を書き続けていこうと改めて決意しました~💦✒💦

本への愛にあふれる素晴らしい会でした。

最後は全員で記念撮影~(^_-)-☆

古い記事へ «