昨日の昼下がりにマドリッドに到着後、ホテルをゲットし、バルでビール・ブレイクしてから、国立考古学博物館に足を向けました。
何と午後8時まで開館しています。
閑古鳥が鳴いていると思ったら、存外に入館者が多く、観光客より地元の人が目立ってました。
守衛さんは2人1組でセクションごとに巡回してはるんですが、みなさん、監視どころか、延々、歩きながら喋り続けてはりました(笑)
ええんかいな~(^o^;)
先史時代のセクションに「ケルト人」の展示室があったのには驚いた~!!
先住民のイベリア人、海洋民族のフェニキア人、ケルト人、ギリシャ人、その他諸々の民族が住み分けしていて、その中でケルト人とイベリア人がどういう訳か相性が合い、両者がどんどん融合し、「ケルトイベリア」として、ヨーロッパの他のケルト圏とは異なった独自な文化を生み出しました。
博物館に展示されていた、豪族の埋葬品、銀の首飾り(トルク)はその象徴です。
金ならぬ、銀~!?
ケルト人は金志向、イベリアが銀志向だったのか……??
見事な逸品です~(^-^)v
結局、イベリア半島に暮らしていた人たちは後年、全てローマに支配されるんですけど…(;_;)
博物館では他にも収穫があり、気分良く、夜の街を散策していたら、突如、にわか雨。
スコールみたいな豪雨です。
日本の夕立と同じ。
あわてて教会に駆け込んだら、数人が雨宿りしてはりました。
男性はおっちゃんとぼくだけ、あとは「スペインのおばちゃん」たちと若い女の子。
ここでもおばちゃんたち、見ず知らず同士なのに、ペチャクチャ喋りまくってはりました。
「日本から来た」とぼくが片言のスペイン語で言うと、晩年のエリザベス・テーラーによく似たおばちゃんがゆっくり、ゆっくりスペイン語で話しかけてきはるんですが、もちろんちんぷんかんぷん~(*_*)
ゆっくり喋ったら、分かると思うてはるんかな。
このパターン、これまでの旅で結構、経験してます。
わからんもんは、逆立ちしてもわかりまへん(笑)
一体、何を喋ってはったんやろ~?
周りの人はみな、クスクス笑うてはりました。
まぁ、和やかな雰囲気でよかった、よかった。
おばちゃんたちに解放され、外に出たら、カラッと雨が上がってました。
言葉が通じなくても、それなりに愉快なひと時でした~(^-^)v
記念写真を撮ったらよかった~とちょっと後悔~(;_;)