昨日は東京出張でした。
夕方から、渋谷スクランブルスクエアで開催された「Red rose ウイスキー・セミナー」で、ウイスキーと「ケルト」の関わりについてお話ししました~
元タカラジェンヌの沢かをりさん(本名・新谷茂子さん)が経営する中目黒のウイスキー&ワイン・バー「BAR SAWA」主催のイベント。
参加者は、蒸留所関係者、酒造メーカーの社員、発酵化学の研究者、ウイスキー愛好家ら約80人。
セミナーは、「ウイスキー造りの現場からのメッセージ」というコンセプトなので、これまでの講演者は蒸留所のスタッフ、ブレンダー、酒造メーカーの研究者といった顔ぶれで、文化・歴史からアプローチするぼくは完全に門外漢でしたが、皆さん、熱心に耳を傾けてくれはりました~ (笑)
そもそもウイスキーは「ケルト」の地で産声を上げたお酒なので、そのルーツ(源郷)ともいえる「ケルト」のことを知っておく方がやっぱりええと思います。
複数の参加者から、「今日のお話は目から鱗でした」「文化・歴史的な話を聞くと、ウイスキーに対する見方が変わってきました」といった声が寄せられ、思いのほか好評だったので、すごくうれしかったです~
ぼくのあとに講演されたのが、新谷さんに繋いでくださった、〈同志〉の元ニッカウヰスキー技術開発センター所長、細井健二さん。
ウイスキーの香味を左右するラクトンという物質について、化学式(亀の甲)を出されて説明されていましたが、思わず、高校時代の化学の授業を思い出しました(笑)
終了は、BAR SAWAでの打ち上げ。
新谷さんの故郷、金沢から直送されたカニ、シラコ、イカ墨などの逸品、ステーキ、松茸スープ、そうめん……と至れり尽くせりのおもてなし。
しかも、超レアなシングルモルトの数々を遠慮なくいただき、極楽気分でした。
新谷さんのウイスキー愛はホンモノでした!
いろいろとお気遣い、ありがとうございました
ということで、楽しい東京出張と相成りました。