先月19日、71歳で死去されたイラストレーターの安西水丸さんがキネマ旬報(4月下旬号)の書評欄で、拙著『ウイスキーアンドシネマ』(淡交社)のレビューを書いてくれてはりました。
村上春樹さんのエッセーには必ず安西さんのイラストが添えれられています。
自身の思い出を盛り込み、映画とウイスキーへの愛情がにじみ出た素晴らしいエッセーになっています。
ぼくの本を精読してくれはった!
うれしいなぁ~。
光栄やなぁ~。
安西さんとは面識がありませんが、この一文を目にして心がつながったような気がしました。
同誌に連載しておられた『安西水丸4コマ映画館』ともども、ひょっとしたらこれが絶筆ではなかったかと……。
そう思うと、感無量になり、書店でキネ旬を手にし、涙があふれてきました。
天国にいてはる安西さん、おおきに、ありがとうございます!!