ヨーロッパ古代「ケルト」の残照 著者:武部好伸 |
ライフワークとして取り組んでいる「ケルト」紀行シリーズ全10巻(彩流社)の延長線上にある書物です。「ケルト」の原初の一端を浮き彫りにしようと、「ケルト」紀行シリーズを終えた2008年以降も引き続きヨーロッパ各地に点在するケルト関連スポットを取材してきました。
本書では、1995年からの分を含め、13の国と地域(ドイツ、オーストリア、スロヴァキア、ルクセンブルク、ベルギー、フランス、スペイン、イタリア、イギリス〈イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド〉、アイルランド)にある29か所の貴重な遺跡を取り上げています。その遺跡とは、古代ケルト人が暮らしていた定住地のヒルフォート(丘砦)とオッピドゥム(要塞都市)です。
ヨーロッパの見知らぬ〈素顔〉が見えてきますよ!