武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

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大学の秋学期(後期)スタート、受講生たちの決意です~♪

投稿日:2012年9月22日 更新日:

きのう、大学(関西大学社会学部マス・コミュニケーション学専攻)の秋学期(後期)授業がはじまりました。

 

ぼくが担当するジャーナリスト養成プログラム(JP)8期生の後期受講生たちと対面しました。

 

ひとりひとり自己紹介してもらい、この授業に対する彼らのやる気がひしひしと伝わってきました。

 

「後期に臨む決意表明」(笑)を以下に載せます。

 

さぁ、楽しく、締まったクラスにしていこう。

 

みんな、よろしく~!!

 

杉原穂果(ほっちゃん)「後期を通して、文章を書くスピードをさらに速めることを目標にします。今までは、家で何度も書き直して提出することが多かったです。じっくり吟味することで、力は僅かながらでも着きました。しかし私に足りないのは、それをもっと速く書く力です。負けず嫌いな性格を生かし、何度赤を入れられても、文章を書き続けていきたいです」

 

鈴木喜友(すーさん)「後期は小説やエッセーなど、色々な文章が書けるということで今からすごく楽しみです。でもそれと同時に、取材に行くことが多いと聞いて、上手くできるのかと不安になります。どうにか人見知りをせずに頑張って行きたいです。それとおいしい食べ物が好きなので、どこかいいお店を武部先生から教えてもらいたいです」

 

高橋穂(みのる)「私は日頃からゲームや音楽など、一度ハマッた好きな分野にはひたすらのめり込んでしまいます。書くことも好きなので、何かを書き出したら納得がいくまでなかなか止まりません。これが私の最大の『武器』です。様々な課題が出るということで、今からどんな文章が書けるか期待しています」

 

津田萌絵(もえ)「JPに入るために、このマスコミ専攻を選びました。父と祖父がCM制作をしており、その影響もあって、幼い頃からマスコミ業界の仕事をしたいと考えていました。とりわけテレビ番組の制作に興味があります。KBC(関大放送部)で番組ディレクターとして、仲間と共に切磋琢磨し合い、充実した毎日を過ごしています。後期は、文章力をしっかりと自分のものにし、将来につなげていきたいです」

 

永井良明(とっとり)「前期はだらだらと家で課題をこなしていたので、後期は負荷をかけて速さを求めていきたいです。そして、取材でいろいろな所に行くと聞いています。まだ知らない大阪の魅力的な部分を自分の虫眼鏡でしっかりとクローズアップしたいです。あとは、武部先生と飲みに行きたいです」

 

並木千裕(ちーちゃん)「2年生の後期を迎え、私は自分の将来に対して不安になってきました。そこで後期の目標は社会に通用する文を書くということです。人柄が文章に表れると思うので、愉快な武部好伸先生のご指導のもと、内面を磨き人間性を高め、良い文章を書けるようになりたいです」

 

新田谷萌(もえぴい)「私は高校時代に1年間、ニュージーランドに留学していました。英語には自信があります。後期は英語ペラペラなアナウンサーになるために、武部先生からいろんなこと吸収して頑張りたいです」

 

藤原和磨(カズマ)「私は辛いことからよく逃げようとします。けれど、最後には絶対やり遂げます。『スシロー』でアルバイトをしていて、ほぼ毎日のようにホールを走り回り、何度も辞めようと思いながらもう1年半が過ぎました。特に年末年始は7日連続10時間以上を働き遂げました。JPで辛いことが多くても、必ずやり遂げてみせます!」

 

渕田千尋(ふっち)「私は好きなものや興味のあるものが偏ってしまう傾向があります。だから後期は文章を書くことはもちろん、いろいろな人のお話を聞いて、自分の興味を広げたいです。今日の武部先生のお話を聞いて、私もカレー屋さんに行って人生を5センチ動かしたいと思いました。よろしくお願いします」

 

別宮樹里(じゅり)「この夏、私は広告研究部での活動と塾でのアルバイトに精を出しました。その中で、飴と鞭を使い分けること、結果を出すために努力することを学びました。部活では、普段はのんびりしながらも、立ち上げた企画には決して妥協せず自分を追い込んだ結果、いい記事ができました。塾では勉強を教えるだけでなく、確実に成績を上げるために考え、行動した結果、生徒たちがいい方向に変わっていきました。一皮むけた新しい自分で、秋から挑戦し続けたいと思います」

 

堀江奈央(なお)「中学校の頃からテレビドラマや映画が大好きで、将来はそれらの仕事に就きたいと考えています。夏休み中には、東京のドラマの制作会社が開催しているセミナーに参加し、具体的な仕事内容ややりがいなどを聞くことができ、すごく感動しました。最終日は、受講者が自分の企画をプレゼンしたのですが、私はなかなか伝えたいことを文章で表すことができず、とても苦労しました。なので、後期の文章実習では、もっと自分の思いを伝えられる文章が書けるように頑張りたいです」

 

 前田琴美(こっちゃん)「私はLin:KU(関大生が編集するフリーペーパー)というサークルで企画部をしています。文章を書く機会が多いのですが、なかなか短時間で作成することができません。なのでこの授業で、スピーディーさを身に付けたいです」

 

前田奈美(なみ)「『奈美ってよく古臭い言葉使うよなぁ』。特に意識はしていないのだが、人と話していてたまにそう言われることがある。物心がついたときから本に囲まれていた私は、同世代の人より少しだけ言葉が好きで、言葉と親しいのかもしれない。文章を書く上でそれに助けられることもあれば、それが邪魔をすることもある。秋の文章実習は少し肩の力を抜いて、だがそれ以上に真摯に! これが私の秋のテーマだ」

 

森康宥生(もり)「2年生の後期という人間的にも大学生としても大事な時期に来て、JPというとても充実度の高い授業を受けられる喜びを僕自身ひしひしと感じています。春で培った文章力を、絶やさぬように本を読んだり、時々思いついた事を文にしたりしていたのですが、やはり力が下がってしまった感は否めません。それを取り戻すためにも、武部先生の元、しっかりと頑張っていきたいです」

 

吉田清均(きよひと)「後期の授業で、主に取材のイロハを身に付けられるように頑張りたいです。前期では記事の作法を学びましたが、後期ではその記事のもとになる取材の面でのステップアップに励みたいです。自分の強みである、しゃべり好きな性格と多方面への好奇心を最大限に生かした、濃い取材ができるように工夫したいと思います」

 

脇本真希(きわ)「後期、学園祭の準備に負けることなく、一生懸命取り組みたいです。学園祭もJPもどちらも興味を持って始めたことだから、共に手を抜くことなく充実した秋学期を過ごせるように頑張ります。しんどいことを乗り越えてこそ、結果はついてくるものだと信じ、『泣き言を言う前に、まずやってみる』という気持ちをもって、日々、全力を注いでいきます」

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。