昨夜(10月7日)はなかなか刺激的なひと時を過ごしました。
今春、関西大学を卒業した教え子のさんちゃん(趙相宇=チョウ・サンウ)と梅田で一献傾けました。
JP9期生の彼は韓国人ですが、日本人以上に日本語が達者で、しかも優秀。
現在、京都大学教育学部の大学院で研究に励んでいます。
修士課程、博士過程を経た5年後、どんな学者になっているのか楽しみです。
学生時代はカチカチの学生でしたが、かなり柔らかくなっていたのがうれしかった~(^_-)-☆
寿司屋とバーで、いろんな話に花を咲かせ、すごく楽しかった。
さんちゃんと別れ、そのまま帰宅するつもりでしたが、ふと北新地のキムラバーに立ち寄りました。
マスターの川澤一郎さんに、新著『大阪「映画」事始め』の出版を報告しておこうと思いまして。
止まり木に腰をおろし、その旨を伝えると、川澤さんはバックバーから驚くべきボトルを持ってこられました。
「武部さん、大阪の映画本、ご出版おめでとうございます~!❗」
なんと、なんと、ボウモアのあの旧ボトルをグラスに注ぎ、出版のお祝いをしてくれはりました~\(^^)/
びっくりした~(#^.^#)
川澤さんもぼくと同じ映画が大好きな大阪人。
ずっとこの本のことを気にかけてくださっていました。
「ほんまに、ほんまにありがとうございます。こんなレアなウイスキー、ええんですか?」
「こういう日のために飲んでもらうお酒です」
涙がこぼれました~(;_;)
ありがたいです。
お店を出た途端、川澤さんの心意気に号泣してしまった~。
涙をふき、気持ちよく帰宅し、パソコンを開けると、Yさんからのメール。
この人、拙著の第3章で取り上げた帝国キネマの創業者、山川吉太郎のひ孫です。
こんな文面……。
「改めましてご出版おめでとうございます。
ご著書をご郵送頂いた翌日、紀伊國屋書店梅田本店で10冊予約しました。
本日入荷の連絡があり、受け取ってまいりました。
この週末、曽祖父・吉太郎の墓前にご著書を持って報告に行く予定です。
また、購入した10冊は、親戚・縁者に配る予定です。
このような形で帝キネや山川吉太郎に光を当てて頂きありがとうございました。
取り急ぎお礼とご報告まで。では、失礼します」
写真も添えてありました。
本当にうれしいメールでした。
やっぱり、あの本を出してよかったと改めて実感しました~(^_-)-☆