↑英・スコットランドのネス湖畔、アーカート城で
何事も目的を持って取り組めば、パワーがみなぎります。
旅も同じ。
興味のある事や知りたい事を求めて旅立つと、計り知れないほど大きな収穫を得られます。
美術館や古城巡り、映画のロケ地探訪……。
何でもいい。
ぼくはヨーロッパの基層文化を成すケルト文化を探るべく、この15年間、毎年夏にその関連スポットを訪ね歩いています。
昨年は英国北部スコットランドを最南端から最北のシェットランド諸島まで踏破してきました。
今年はケルトから離れ、ポーランドを旅してきます。
映画『シンドラーのリスト』を含む第2次大戦(人類)の「負の遺産」、ポーランド映画界の巨匠アンジェイ・ワイダ監督の足跡を探ろうと思いまして。
ポーランドへは初めてなので、うきうきしています。
ぼくの旅は個人旅行です。
全て自分で計画を立て、鉄道やバスなど公共交通機関を駆使しての移動。
往復の飛行機のチケットだけゲットし、宿は現地で(適当に?)探しています。
年齢(57歳)の割にはかなりハードな旅だと思います。
それでもぜひ個人旅行をお勧めしたい。
とくにシニアの人に!
案ずるより産むが易し。
旅慣れていない人なら、まずは自由行動が多いパックツアーに参加すればいいと思います。
ガイドブックに載っている観光地を団体で巡っていくだけというのは何とも味気ない。
訪れる国の概略をある程度、把握しておくことも欠かせません。
当然、モチベーションが高まります。
そして現地では観光案内所を最大限に利用する。
有益な情報を満載した無料のリーフレットがいろいろ置いてあり、バスの時刻表も入手できますからね。
旅の必携品が日本のお土産。
どの旅でも、目的地まで車に乗せてくれた人や民宿の主人らに浮世絵の絵葉書を手渡したら、みな大喜びでした。
片言の英語で十分、意思が通じます。
受け身ではなく、前向きな行動。
それが密度の濃い旅を実現できる秘訣だとぼくは思っています。
旅を楽しむ秘訣~受け身から脱して!!
投稿日:2011年7月12日 更新日:
執筆者:admin