武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

夢に出てきたマルセイユの港~

投稿日:2010年5月16日 更新日:

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昨夜は阪神が継投プレーで何とか楽天に勝ち、連敗ストップ。
岩隈を攻略できたのが大きかったです。
安堵感とうれしさから夜は熟睡できると思いきや、朝方、妙な夢を見ました。
南フランスのマルセイユの情景が次から次へと頭のなかに現れてきたんです。
マルセイユには学生時代と8年前に訪れました。
フランス第二の都市とはいえ、パリのように整然としておらず、何ともざっくばらんな空気が漂っていました。
地中海の面した港町だからでしょうか。
開放感に満ちあふれています。
港の近所の安宿に泊まったとき、夜中にあちこちで怒号が聞こえ、喧嘩でもしているのかな、ちょっと物騒なところやなぁと思いました。
アラン・ドロンとジャン・ポール=ベルモンドが共演したフレンチ・ギャング映画の名作『ボルサリーノ』(1970年)もたしかマルセイユが舞台でした。
カモメもガラが悪くて、ぼくにメンチを切り、窓際に置いていたお菓子を遠慮なくくわえて飛んでいきました。怖いもの知らず。
けれども、港の美しさが全てを打ち消してくれました。
岬から眺めた旧港の景色は一生、忘れ得ぬものです。
ぼくはアジアやヨーロッパの港をかなり見てきましたが、風情からいって、マルセイユがダントツです。絵になります~!!
ブイヤベースは思ったほど美味しくはなかったですが……。
朝、目覚めたとき、死ぬまでにもう一度、マルセイユに行こうと心に決めました。

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。