武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

日記

2026年のスタート! 謹賀新年~(*^o^*)

投稿日:

2026年の2日目になりますが、新年明けましておめでとうございます。

昨年に続き、今年も旅先で年を越しました。

滞在地は鳥取。

鳥取市内の西部、日本最大の池といわれる「湖山池」の畔のホテルに泊まりました。

湖山池は、「池」というより「湖」みたい。

キャンセルが出て運良く宿泊できたホテルが何となく昭和っぽくて、ええ塩梅でした。

いかにも山陰の冬らしく、鈍色の景色に包まれた、鏡のような水面が何だかモノトーンの水彩画のよう。

どこまでも淡彩な世界でした。

当地で古くから言い伝えられている「湖山長者」の黄金像とツーショットで収まってから、池を眺望できる最上階の大浴場温泉に浸り、この1年を振り返っていました。

ぼくの他には誰もおらず、極楽気分。

自分なりに「自然体」で生きてこられたのがよかったなぁと実感し、来年も引き続き、日々、丁寧に生きていこう〜と思いました。

☆   ☆   ☆   ☆

朝、6時半に目覚めると、まだ漆黒の闇でした。

まずは朝風呂に浸ってから、自室で湖山池を眺めていると、少しずつ白み始めてきました。

夜半、雪が降ったようで、少し積もっていました。

残念ながら、天気が今ひとつで、ほんの少ししかご来光を見ることができなかったけれど、まぁ、由としましょう。

「さぁ、新しい年や!」

自然と身が引き締まりました。

朝食後にチェックアウトを済ませ、タクシーで北へ7キロほど離れた白兎(はくと)神社へ初詣でに向かいました。

そこは、荒波が打ち寄せる日本海を臨む小高い丘にあり、「因幡の白うさぎ伝説」(古事記)に由来する由緒ある神社です。

白うさぎが鰐(ワニ=サメ)を騙してこちら(因幡の国)へ渡ってきた「淤岐(おき)の島」が荒波に洗われていました。

白うさぎを助けた大国主命(おおくにぬしのみこと)と八上姫(やがみひめ)が結ばれた地といわれ、縁結び+恋愛成就の神社としても知られていますね。

もちろんパワースポット〜!

社が何とも素朴で、参拝者も多くなかったです。

こういう佇まい、大好きです。

今年はぼくの当たり年の「午(うま)」ですが、うさちゃんにあれこれと祈願しました(笑)

それにしても、日本海から吹き付ける寒風に身を委ねると、シャキッとしますね。

こういう場所へ来ると、必ず「イェーッ!」と叫ぶのですが、あまりの寒さに口がかじかみ、叫べなかったです(笑)

バスで鳥取駅へ戻り、雪が舞う中、鳥取城址を見物しました。

正月とあって、街中はゴーストタウンと化していました。

唯一開いていた駅前の商店街にあるラーメン店で、ランチに薄味の牛骨ラーメンを食べ、夕刻、大阪へ戻ってきました。

旅先での年越しは、日常の延長線上から外れ、なかなかええもんですね。

これからも続けていこうと思った次第。

☆   ☆   ☆   ☆

帰宅後、本格的なお屠蘇をいただきました。

お酒は、神戸の知人、野瀬さんにプレゼントしてもらった、シェリー樽貯蔵の大吟醸「菊正宗」。

かなり変化球ですね。

ほのかにシェリー独特の甘みがありながら、スッキリしていました。

それが鹿児島特産の鳥刺し(先日もらった残り物)とよぉ合うたので、びっくり!

野瀬さん、おおきに、ありがとうございました。

  ☆   ☆   ☆   ☆

そして、今日、正月の2日……、昨日どっさり届いていた年賀状を一枚一枚、手に取りながら、お雑煮とお屠蘇で楽しみました。

そんな正月です。

今年が皆さんにとって素晴らしい年になりますように。

そして今年もよろしゅうお願いします。

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。