早いもので、亡き嫁さんの初盆を迎えました。
その行事が3回ありました。
最初が7日、大阪府池田市にある正福寺で行われた盂蘭盆会法要。
この寺院は、大学時代の友人で、うちのお寺さんになっている末本さんが先代住職で、ぼくが「門徒」になっているので、お参りしてきました。
「釋 彩華」の法名を書いた紙が仏前に飾られ、阿弥陀経が読経される中でのお焼香……。
末本さんの法話が印象に残りました。
だいたいこんな内容でした。
お盆というと、先祖供養をするものと思いがちですが、浄土真宗では、仏(菩薩)となった故人が他の仏さまと一緒に私たちを救っていることを認識し、感謝する時期ということ。
だから、この時期でなくても別に関係ないんですが、まぁ、普段、煩悩まみれの我が身として、この機会にそういうことを意識するのもええかなと思いました(笑)。
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2番目が本チャンで、わが家での初盆法要--。
仏壇をリビングルームに移していたので、法事用にいろいろアレンジしました。
CDラックの前になってしまいましたが、賑やかになってええ塩梅ですわ。
「まぁ、好きなようにしなはれ」と嫁さんも笑うてはります~ (笑)
思いの外、多くのお供え物が届けられ、ちょっとびっくり。
ありがたいことです~
兄貴夫婦、2人の姪っ子、その次女のご主人と2人の幼い子がお参りに来てくれました。
お寺さんは、もちろん末本さん。
読経とお焼香のあと、美味な「はり重弁当」を食べながら、和気あいあいとした雰囲気になりました。
こういう場合、お寺さんが友人というのが、気を遣わず、ホンマにええですね。
「賑やかな初盆になってよかったわ」と嫁さんも喜んではりました(笑)
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そして翌日の今日、本町の津村別院(北御堂)で、盂蘭盆会法要に参列しました。
合祀という形で、亡き嫁さんの遺骨が安置されているところですから。
思いの外、多くの人がお参りに来てはりましたわ。
これで初盆の行事はすべて終了。
やれやれ。
さぁ、これからも、日々、丁寧に生きていきましょう~