「梅に鶯、松に鶴、牡丹に唐獅子、勝吉いうたら、このコオロギでっせ!」
勝新太郎と田宮二郎のコンビによる任侠映画の金字塔『悪名』を彷彿とさせる、痛快作『ねばぎば新世界』が10日から順次公開されます。
ともに大阪生まれの赤井英和さんと上西雄大さんのダブル主演。
上西さんは、子どもの虐待を鋭い視点から見据えた『ひとくず』を世に放ち、国内外で大きな話題になりました。
本作でも、主演、監督、脚本、プロデューサーとすべてこなしてはります。
舞台でも大活躍している注目株の表現者です。
映画は、赤井さんのテリトリーともいえる大阪・新世界を舞台に、宗教団体の仮面を被った悪の組織に、新世界の勝吉と弟分のコオロギが果敢に立ち向かっていくというストーリー。
「絶対、負けたらアカンのんじゃ。ねばぎばじゃ!」
「へー、親分、わかっとりまっ!」
息の合った2人の丁々発止のやり取りがたまりませんわ。
弱きを助け、強気を挫く――。
愚直なほどの正義感を胸に抱いた勝吉とコオロギが、昭和のレトロ感が充満する中、エネルギーを炸裂させるんですわ!
愛すべき「大阪映画」が誕生しました!!