昨日、大阪・谷町六丁目にある町の本屋さん、隆祥館書店で、『非常時における文化のインフラとしての本屋のあり方』について、店主の二村知子さん(司会)、作家の増山実さん、ジャーナリストの木村元彦さんと意見を交わしました。
もちろん、「三密」を避けるため、窓を開け放ち、SD(社会的距離)を確保しての「無観客(参加者)」の討論会。
本は‥‥、映画、音楽、演劇、各種芸能などと同様、人の心に潤いと生きる知恵を与えてくれるものだと思うてます。
まさに文化です~
ぼくにとっては、ちょっと大げさかもしれませんが、生きる上で欠かせない「ライフライン」のようなもの。
ともすれば心が枯渇しがちなこの異常な状況下だからこそ、「心の栄養剤」としての本の役割がますます重要性を帯び、本屋さんの存在価値が高まっていると思うのです。
とりわけ、町の本屋さんは、大型書店やネット通販では味わえない「ふれ合い」の場でもあります。
大型書店がスーパーなら、町の本屋さんは、八百屋、果物屋などの個人商店。
ぼくは温もりのあるそんな町の本屋さんが大好きです~
チャップリンではないけれど、「街の灯」のような存在。
幸い、今のところ書店は休業要請の対象になっていません。
厳しい外出自粛が続いていますが、近くに書店があれば、散歩の途中、食料や日用品の買い物帰りに、ちょこっと立ち寄ってもらいたいな~。
休業していない本屋さんがありますから~
こんなことをぼくはお話ししました。
他のゲストの方からも貴重なご意見を拝聴でき、すごく実りのある集いでした。
この場で出た発言が何らかの形で生かされることを切に願っています~
後日、しかるべき形でこの日の内容がオープンになると思います。