日本時間で27日午前2時半、いよいよパリ五輪が開幕されます。
開会式の主舞台が、パリ市中を流れるセーヌ川というので話題になっていますね。
そのセーヌ川、古代ケルト(ガリア)の女神セクアナの名から取られたもので、「セーヌの精」とも呼ばれています。
病を癒やす女神としてケルト系ガリア人に崇められ、ブルゴーニュのラングル高原にある水源でガチョウに乗ったセクアナ像が見つかっており、皇帝ナポレオン3世の統治下の1868年、白い大理石の女神像が安置されました。
その女神像を実際に見て来ましたが、横たわった姿が何ともなまめかしくて、直視するのが恥ずかしかったです(笑)
このことは拙著『中央ヨーロッパ「ケルト」紀行~古代遺跡を歩く』(彩流社)で詳しく記しています。
PRはさておき、セーヌ川は女神セクアナそのものです。
だから、女神が守ってくれると信じて開幕式に臨むのでしょう(笑)
どんな熱戦が繰り広げられるのか、楽しみです。