武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

「 映画 」 一覧

絶対に明かせない秘密……『愛を読む人』~

絶対に明かせない秘密……『愛を読む人』~

2009/06/26   -映画

© 2008 TWCGF Film Services II, LLC. All rights reserved. 【PG-12】指定作品 現在、公開中の映画『愛を読む人』の映画エッセーです。 …

栄光からの転落、自分の居場所を求めて~『レスラー』

栄光からの転落、自分の居場所を求めて~『レスラー』

2009/06/16   -映画

2代目タイガーマスクとして活躍したプロレスラーの三沢光晴さん、そしてレフェリーの田辺哲夫さんが、相次いで試合中に亡くなりはりました。ご冥福をお祈りします。 最近でこそあまりプロレスを観なくなりましたが …

天使のようなジェルソミーナ、『道』~

天使のようなジェルソミーナ、『道』~

2009/06/11   -映画

「自己チュウ」という言葉が広まったのは、はて、何年前だったか。 ひとりで3人分の座席を占有したり、平然と化粧をしたり。品位がないというか、最低限の社会ルールが守られていない昨今の車内風景を見るにつけ、 …

新聞記者の意地と底力、『消されたヘッドライン』~

新聞記者の意地と底力、『消されたヘッドライン』~

2009/06/05   -映画

日本経済新聞(大阪本社)の金曜夕刊「文化欄」に、だいたい2週間に1度のペースで映画の原稿を書いています。「シネマ万華鏡」というコーナーです。一応、映画評になっていますが、ぼく自身としては映画エッセーの …

センチメンタリズムの結晶、『二十四の瞳』~♪

センチメンタリズムの結晶、『二十四の瞳』~♪

2009/05/30   -映画

今日は日本映画の名作を~。 『二十四の瞳』(1954年)--。壺井栄の同名小説を名匠・木下恵介監督が銀幕に甦らせた文芸映画の名作です。 日本の反戦映画のなかで、かくもセンチメンタリズムに徹して描かれた …

あゝ、可憐なドヌーヴ、『シェルブールの雨傘』~♪

あゝ、可憐なドヌーヴ、『シェルブールの雨傘』~♪

2009/05/27   -映画

かれこれ20年ほど前になるでしょうか。友人の紹介で、ぼくは矢野宏さんとご縁を持つことができました。彼は正真正銘、現役のジャーナリストです。 友人として、呑み仲間として、ぼくの悩み事の相談者として、そし …

『列車の到着』の映像、100余年の時を隔てて~

『列車の到着』の映像、100余年の時を隔てて~

2009/05/24   -映画

昨日、5年前に卒業したゼミ1期生(関西大学社会学部マスコミュニケーション学専攻)の同窓会。すっかり社会人に変貌していた教え子たちと飲んで語らい、じつに楽しいひと時を過ごしました。 ちと深酒してしまって …

『第三の男』~究極のラストシーン

『第三の男』~究極のラストシーン

2009/04/21   -映画

チャチャチャチャチャ~ン、チャチャ~~ン、チャチャチャチャチャ~ン、チャチャ~~ン……♪♪ 暗号とちゃいますよ。メロディーを文字化したんですが、これじゃなにがなんだかさっぱりわかりませんよね(笑)。 …

ヒマラヤ国際映画祭 テーマは「地球を考える」~

ヒマラヤ国際映画祭 テーマは「地球を考える」~

2009/04/01   -映画

お昼に入ったマクドナルドで福引のクジを引いたら、なんと1年分のチーズバーガーが当たった~!!! なんてことはありえませんよね(笑)。きょう(4月1日)はエイプリル・フールです。すんません、しょうもない …

ヴィスキー、ちょうだい~

ヴィスキー、ちょうだい~

2009/03/06   -映画

この美女がだれだかわかった人は、ご年配の方か、それともかなりの映画愛好家、はたまた洋酒通~。ほんまにべっぴんさんでしょ。こんな女性に見つめられたら、ぼくなら100%確実に金縛り状態になっちゃいます。 …

プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。