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4月 13

スリランカ紀行(7)7日目~4月7日

今朝、ウェッラワーヤという北部の田舎町へ行くため、バス・ターミナルで午前8時20分発のバスを待っていたら、ターミナルの所長さんとおぼしき恰幅のいい中年男性が英語で話しかけてきました。

ぼくが日本人と知ると、温顔になり、いろいろ日本のことを質問。

ほんまに喋り好きなお方でした。

そのうち18歳の息子が日本の大学へ留学したがっていることを喋り始めたのです。

「うちの息子、勉強が大好きで、経済学を専攻したがってるんですが、どの大学がええでしょうかね」

そして、日本の大学名を次々に挙げていきはりました。

よぉ知ってはりました~🙆

ぼくはその道の専門家でも何でもありませんが、客観的に経済学に強い大学を教えると、真剣にメモ取りを~✒

愛するわが子のためなら必死なんや~(笑)

しばらくすると、その所長さん、ふいに腕時計を見て、あわてて部下のスタッフに何やら聞くと、顔をしかめてシンハラ語でぶつぶつ言葉を出しはりました。

ぼくには「えらいこっちゃ~❗」に聞こえました。

案の定、その直後、非常に申し訳なさそうな顔をして……。

「あんたが乗るべきバス、出ちゃいました」

「えっ、そら、えらいこっちゃ~❗」

今度はこっちの方から日本語が飛び出ました。

腕時計を見ると、8時半~😣

お互い、喋りやから、どんならんですわ~😅

「次のバスは何時ですか?」

「明日のこの時間まで便がありませんねん」

「えっ❗」

「もう一泊、この町で泊まっていきはりますか?」

「そんなアホな~」

時間的にゆとりがありまへんがな。

「よっしゃ、ええ手を思いついた。トゥクトゥク(三輪タクシー)で行きなはれ。知り合いのドライバーがいますよって」

次の町はここから60キロも離れている。

料金、高いやろな~😅

「知り合いやさかい、負けてもらうよう言いますわ」

で、白髪のおじいちゃん運転の三輪タクシーに乗り込み、目的地に向かってゴー~💨💨

このおじいちゃん、めちゃめちゃ親切なお方で、英語でいろいろガイドしてくれはるんですが、90%分かりまへん~(笑)

途中、乗り遅れたバスが何らかの故障で立ち往生していました。

それを見て、おじいちゃんが叫んだ。

「ユー・アー・ラッキーマン~❗」

この時の英語は完璧に分かりました(笑)。

災い転じて福となす。

今朝の「えらいこっちゃ~❗」は、最終的に素敵な1時間のドライブになりました~~👍

☆  ☆   ☆   ☆   ☆

昨日、地域の考古学博物館で教えてもらった「大乗仏教」の素晴らしい遺跡と対峙できました。

それはウェッラワーヤという田舎町の外れ、ジャングルの中にありました。

地名はブドゥルワーガラ。

巨岩に彫られた3対の仏像に圧倒されました~❗

見事な磨崖仏です。

真ん中に高さ約15メートルの釈迦立像。

その両脇に、ちょっと小振りの3体の仏が刻まれています。

共に中央が普賢菩薩で、脇侍が名前不詳の菩薩。

言わずもがな、菩薩信仰は大乗仏教です。

だから、ここは紛れもなく大乗仏教の聖地。

かつてスリランカで自分の悟りだけを求める上座部(小乗仏教)から、他者を救済する大乗仏教への転換が図られた時期があったそうです。

だいたい7世紀ごろ。

しかし、12世紀に国王の名の下で弾圧されたと言われています。

目の前の石仏は9世紀の作です。

言葉で言い尽くせぬ独特な〈オーラ〉を放っています。

近くに仏教寺院の大伽藍跡があったので、当時、相当栄えていたのでしょう。

石仏のそばの岩に腰を下ろし、座禅を組んでしばし瞑想。

心が澄みわたってきました~🙆

☆    ☆   ☆   ☆   ☆

ウェッラワーヤの町で、これまた偶然、出会ったのが三輪タクシー(トゥクトゥク)の運転手で、公認ガイドのモハメッド・シーハンさん。

名前からして、ムスリム(イスラム教徒)。

この人のトゥクトゥクに乗って、素晴らしい磨崖仏と国内2番目のディヤルマの大滝を見に行きました。

非常に礼儀正しく、愛想が良く、英語による説明も分かりやすかったです。

で、あろうことか午前と午後、自宅に2度も招いてくれ、奥さんの手料理の朝食と昼食でおもてなしをしてくれはりました。

朝食はスリランカ風おにぎり&お漬物

昼食は数種類のカレー

娘さんが可愛かった

スリランカ人の家庭に呼ばれたのは初めて~👍

5歳の娘さんとも仲良くなれ、すごく楽しかったです。

昨年も南インドの漁師さんの自宅で家族一緒に昼食を取ることができました。

こんな経験をすると、ますます気まま旅にハマっていきますね(笑)。

夜はゲストハウスでスリランカ料理をいただきました。

ここのオーナーも気遣いがあり、ほんとうに優しかった。

スリランカに来て、ええ人ばかりに会っています。

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