武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

南インド・タミルナードゥ州紀行(2018年5月)

(5)南インド・タミルナードゥ州への旅~5日目(5月23日)

投稿日:2018年6月1日 更新日:

5日目。

午前9時すぎ、マハーバリプラムから田舎のバスに乗ってベンカル湾沿いに南のプドゥチェリー(旧ポンディシェリー)に向かいました~🚌💨

途中、トイレ休憩があり、10分ほど経ってから運転手と車掌が戻ってきて、バスが発車。

ところが1人置き去りにしていたことが乗客の通報でわかり、あわてて急ブレーキ~💦

すでに1キロほど走行していました。

てっきりUターンするかと思いきや、何とバックのまま逆走~😲👀‼

ウソやろ~。

びっくりポンどころやおまへんで~❗

ちゃんと左側(日本と同じです)を走行していましたが……。

トイレ休憩場所に戻ると、乗り遅れたおばちゃんが何食わぬ顔をして立ってはりましたわ。

そして平然と乗り込み、文句一つ言わず着席。

車掌からの謝りの言葉もなし~👀

まるで何事もなかったかのように~😓

これ、日本やったら、新聞の社会面で大きくいくやろな~((+_+))

午前11時10分にプドゥチェリーへ到着しました。

かつての名はポンディシェリー。

大英帝国支配下のインドにあって数少ないフランスの直轄植民地でした。

1954年、フランス政府がインドへ返還後も連邦直轄の特別市になっています。

小さな町と思いきや、人口約120万人の大都市でした~(◎_◎;)

バスで到着後、しばし宿屋探し。

「Soorya International Hotel」というもっともらしい名前に引かれてチェックインしたのですが、そのホテルはエアコンなしの、決してキレイとは言えない部屋でした~😅

名前に負けてしまった❗

まぁ、しゃあない、ノープロブレム(笑)

街を散策すると、東側がかつてのフランス人居住区になっていて、通り名がすべてフランス語表記。

白っぽい建物もフランス丸出し。

公衆トイレもトレビアン!!

瀟洒な黄色い建物もありました。

これはフランス領事館です。

騒々しいインドの街とは対照的にとても静かな佇まいです。

見るからにフランス人らしい白人も見かけました。

今宵はフランス料理とフランス・ワインにありつけそう~🎵🎵

ひと通り街中を見て回ってから、リキシャを拾い、北約10キロ離れたオーロヴィルへ。

通称「マザー」と呼ばれるフランス人女性の提唱で造られた「理想郷」です。

球形をした、何かけったいな黄金の瞑想ルームを遠望しました。

2000人以上の人がここで暮らしているそうです。

その3分の2が白人とか。

精神世界をひたすら求めてはるんですね。

せっかくやって来たのですが、あまり興味を引かなかった……。

ぼくは超俗世な人間ですので、プドゥチェリーへ戻ってからバーへ直行~💨

さすが「フランス」の影響があって、バーが結構、ありますわ~💕

入ったバーは赤い照明が際立つお店です。

そこでビール(国産のキングフィッシャー)とジェムソン(アイリッシュ・ウイスキー)のハイボールを満喫しました~❗❗

ここでちょっと説明。

「ジェムソンのハイボール、ください」

そうオーダーしたら、バーマンはキョトンとしてはります。

「ハイボール」がわかりまへんねん(笑)

そこで、「ジェムソン ウイズ ソーダ」と言うと、首を横に振りはりました(「Yes」の仕草)。

久しぶりのハイボール、感激のあまり、涙がこぼれてました~😢

ほろ酔い気分で、ガネーシュを祀るマナクラー・ヴィナーヤガル寺院に参詣しました。

ガネーシャは上半身が象で、下半身が人間のヒンドゥーの神さんです。

シヴァ神の長男で、南インドではガナパティと呼ばれており、学問と商売繁盛の神として崇められています。

寺院に行くと、ホンマもんの象さんがいてはりました。

今回、インドで象を見たのは初めてです❗

何となくうれしくなりました~👌

夕食は、元フランス直轄植民地とあって、ちょっとリッチにフランス料理と洒落込みました~🔪🎽

ゴージャスなレストランに入り、チキンのクリーム・ソテー(こんなフレンチ、あったかな?)をオーダー。

「シャブリ(ブルゴーニュの白ワイン)をお願いします」

そう言うと、「すんません、ワイン切らしてますねん」

ガーン~❗❗

そんなアホな~👀

フランス料理店でワインがないとは、タコの入ってないたこ焼きと同じですがな。

今度は落胆ゆえ、涙が出てきましたわ~😢

そんなぼくの表情を見て取ったウェイターは「モヒートならありますよ」。

先ほどバーでビールを飲んだことやし、モヒートでメイン・ディッシュをいただくのもオツなもんかも~と思い、反射的に「Yes , Please」。

それが結構、いけました(笑)

夕食後、ベンガル湾に面したプロムナードに足を伸ばすと、涼を求める市民で大にぎわい。

ガンジー像がイルミネーションに映えて何とも美しい。

昼間の酷暑がウソのように、夜の潮風がめちゃめちゃ気持ちよかった~❗❗

このあとホテルに戻り、信じられないことが起きました。

シャワーを浴びようとしたら、水が出ない❗

洗面器の水も~😭

えっ、ウソやろ~😲

部屋には電話がなく、あわててフロントに駆けつけると、あろうことか無人状態~😱

ここでちょっと説明。

部屋の鍵はフロントに預けずに自分で保管し、フロントを通らず出入りできるようになっています。

どないしょ?

とりあえず街中でペットボトル(大)を3本買うてきて、その水を使って体を流し、シャンプーしました。

何でこんなことせなアカンねん。

ほんまに気分悪い~プンプン😡⚡

素敵な一日やったのに…………。

-南インド・タミルナードゥ州紀行(2018年5月),

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。