武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

旅も人生も前向きに~♪

投稿日:2010年9月17日 更新日:

先日、旅好きの同世代の人から「海外には何度も旅しているのに、なぜか物足りない」と言われました。
訊くと、パックツアーばかり利用していて、一度も個人で海外へ出向いたことがないというのです。
そのときぼくがその人に話したのが以下のことです。
読売新聞(8月10日付朝刊)のエッセーにもよく似た内容のことを書きました。
   ☆     ☆     ☆     ☆     ☆
何事も目的を持って取り組めば、パワーがみなぎります。
旅も同じ。
興味のある事や知りたい事を求めて旅立つと、計り知れないほど大きな収穫を得られます。
美術館や古城巡り、映画のロケ地探訪、酒蔵見学……。何でもいい。
ぼくはヨーロッパの基層文化を成す「ケルト」文化を探るべく、この15年間、毎年夏にその関連スポットを訪ね歩いています。
今年は英国北部スコットランドを最南端から最北のシェットランド諸島まで踏破してきました。
旅
もちろん個人旅行です。
個人旅行でないと、実現できません。
全て自分で計画を立て、鉄道やバスなど公共交通機関を駆使しての移動。
年齢(56歳)の割にはかなりハードな旅でした。
それでも個人旅行は絶対に楽しい。
ガイドブックに載っている観光地を、団体でぞろぞろ巡っていくのは何とも味気ないですよね。
目的地に着き、バスを降りると、「集合時間は○時です」とガイドさんから指示され、気がつけば免税品店に連れて行かれている。
そしてまたバスに乗って点から点への移動。
宿は高級ホテル。
たしかに快適で便利かもしれませんし、ひょっとしてその方が金額的に安くつくかもしれません。
でも、どれだけ印象に残るでしょうか。
そんな旅はもう卒業しませんか。
ぼくは初めて海外を旅した大学3年のときから、基本的に個人旅行を続けています。
記者時代は、時間的な理由でパックツアーに参加せざるを得ませんでしたが、自由時間の多いツアーを選んでいました。
現地で団体行動する時は、いつもパスしていました。
とにかく団体行動がイヤなんです。
まぁ、案ずるより産むが易し。
何とかなります。実際、何とかなりました。
宿も飛び込みでゲットできます。
親切な人がいっぱいいることがわかります。
人間、捨てたもんやおまへんで。
「海外は怖いところが多い」と勝手に悪いイメージを膨らませている人が多いような気がしますな~。
片言の英語で十分、意思が通じます。
べつにビジネスや調査で行くのではないんですから。
一度、個人旅行にチャレンジすれば、きっとはまりますよ。
受け身ではなく、前向きな行動。
それが密度の濃い旅を実現できる秘訣だとぼくは思っています。
人生も同じですよね。

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。