武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

その他 大阪 日記

三島祐一先生、ご冥福をお祈り申し上げます。

投稿日:

先生と呼べるお方が、またおひとり、黄泉の客になられました。

14523049963850

三島祐一先生。

 

享年、87。

02060101

今日、告別式に参列させてもらいました。

14523942654273

日本近代文学の研究者で、谷崎潤一郎と堀辰雄をご専門にしておられました。

14523942485752

14523942321501

大阪のエッセーも忘れられません。

 

14523086089511

 

四天王寺大学名誉教授、「船場大阪を語る会」の会長。

 

ぼくが日本ペンクラブの会員になった18年前にご縁ができ、ペンクラブの京都例会やその他、文学セミナーなどでお目にかかると、気さくに声をかけてくださいました。

 

大阪・船場は道修町生まれの生っ粋の浪花っ子とあって、ほんまモンの大阪言葉です。

 

「ケルトちゅうたら、ロマンを感じますが、えらい難しおますやろ」

 

「武部さん、こんどはヨーロッパのどこに行きはりまんねん」

 

「ケルトもええけど、大阪の映画の本もまた書きなはれや」

 

ポンポンと軽快に飛び出す言葉に、ぼくはいつも心をくすぐられました。

 

昨年10月の京都例会でも、大阪の行く末について2人して熱っぽく語り合っていました。

 

その時は実に闊達で、まさかその3か月後に鬼籍に入られるとは……。

 

ご著書も贈ってくださり、恐縮していました。

 

元日に拝受した年賀状の添え書きが何ともユーモラスで、しかも飄然としていて、新年早々、ほっこりさせられました。

14523085954390

あの空気感は三島先生ならではです。

 

古き良き時代の大阪を知り尽くし、大阪をこよなく愛された三島先生。

 

ほんまに寂しいです。

 

心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

天国からたまに声をかけてくださいね。

 

今日は本戎。

 

オダサクさん(織田作之助)の命日や!

-その他, 大阪, 日記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

瀬戸内寂聴さん、ご健在~日本ペンクラブ京都例会にて

瀬戸内寂聴さん、ご健在~日本ペンクラブ京都例会にて

日本ペンクラブの京都例会に来ました。   会場は上京区の平安女学院。   実は今日、甲子園の最終戦とバッチングしていました~(>_<)   毎年、必ず1人でア …

発刊記念イベント、大盛況でした。at 隆祥館書店~!(^^)!

発刊記念イベント、大盛況でした。at 隆祥館書店~!(^^)!

昨夜は、生まれ育った大阪・谷町6丁目の隆祥館書店で、拙著『大阪「映画」事始め』(彩流社)の発刊記念イベントがありました。 満席(50人以上)で熱気ムンムンの中、100枚ほどの画像を流しながら、120年 …

久々の古巣の同期会~!

久々の古巣の同期会~!

今夜は古巣、読売新聞の同期会。   名目上は「武部の大阪マラソンを励ます会」。   ありがたいことだと思っています。   どんどん、ぼくをダシに使ってください(^o^)v   久しぶりにみんなと会え、 …

恒例のルナ会~♪

恒例のルナ会~♪

昨夜(28日)はルナ会でした。 ぼくが読売新聞の映画記者(文化部)をしていた時に出会った4人の面々からなります。 たしか1993年のことだったと思います。 映画配給会社宣伝マンのYさん、某地方紙女性映 …

いっちょかみで、何でものめり込んだ開高健さん

いっちょかみで、何でものめり込んだ開高健さん

大阪生まれの作家って、個性豊かでおもしろい人が多いですね。 22年前、58歳で他界された開高健さんもそのひとりです。 生きてはったら、80歳。 マルチ人間と言ったら失礼かもしれないけれど、小説家、コピ …

プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。