昨夜は久しぶりに大和川を越えて堺へ足を伸ばし、中百舌鳥のバー「Whisky Cat」でセント・パトリックス・デー(St.Patrick’s Day)のパーティーを楽しみました。
セント・パトリックは5世紀にアイルランドへキリスト教を広めたといわれる御仁で、アイルランドの守護聖人にもなっています。
アイルランドには、セント・パトリックと名のつく教会、通り、広場、橋、井戸などがごまんとあります。人名にもパトリックが多いですよ。
その聖人の命日である3月17日、「セント・パトリックス・デー」として全世界で祝われています。
だから、きのうのパーティーは3日早かったのですが、そんなことは別にどうでもいいです。
ギネスやアイリッシュ・ウイスキーを気分よく飲め、旧知の人との再会があり、知り合いのジャズ・ピアニスト藤井美穂さんのファンキーなサウンドにも浸れ、なんとも素敵な夜を過ごせました。
その余韻が醒めやらぬきょう、大阪・西天満の現代画廊(℡06-6361-6088)でステンドグラスを鑑賞しました。
ステンドグラスといえば、キリスト教会の厳かな窓ガラスを思い浮かべますが、きょうぼくが眼にしたものは非常に品のあるインテリアでした。
ランプ、ドア、鏡、建具、その他装飾品……。絶妙なる色合いで、まったく奇をてらっておらず、眺めているうちに心が和んできました。
無機質のガラスに〈生〉が吹き込まれた、そんな気もしました。
作者は大阪のNakayoshi Shinさん。
じつに気さくなお人です。
ガラス工芸が好きで好きでたまらんわ~といったオーラがにじみ出ていました。
まさに「好きの力」~!
「WINDOW GLASS」展は20日まで。
ガラスに〈生〉を吹き込むステンドグラス~
投稿日:2010年3月15日 更新日:
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