武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

大阪

落語好きの新聞記者&噺家との珍道中記~『笑福亭純瓶と行く 上方噺三十六景 落語散策そぞろ歩き』

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古巣新聞社の社会部記者、彦坂真一郎さんのもう一つの顔が上方噺研究家。

狐狸窟彦兵衛(こりくつ・ひこべい)という雅号を持ってはります。

確か大学時代、落語研究会に入ってはったと思います。

「遊び心」をみなぎらせ、新作落語も創作しているなかなかの風流人~(笑)

そんな彦坂さんが『笑福亭純瓶と行く 上方噺三十六景 落語散策そぞろ歩き』(レベル、定価:本体1,500円+税)という本を上梓され、一冊、謹呈してくれはりました。

喜六清八よろしく、「兄弟の契り」を結んだ(笑)純瓶さんと一緒にわいわいガヤガヤ言いながら、上方落語の舞台の地を巡る道中記です。

うんちくが散りばめられており、大阪の知らないことがてんこ盛りで、楽しくページを繰っています。

現役の新聞記者がこんなイチビった本を出したのが何よりも素晴らしい。

彦兵衛はん、おめでとさんです~(^_-)-☆

-大阪,

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。