武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

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ごんぼ色の残照 大阪龍造寺町物語・高校生編

投稿日:2025年8月25日 更新日:

ごんぼ色の残照 大阪龍造寺町物語・高校生編

著者:東龍造
出版社:幻戯書房
発売日:2025/9/20
定価:2,200円+税

 

《小学生編》から7年後の昭和46(1971)年、高校2年生になった主人公の生きざまを描いています。つまり続編です。前年の大阪万博(EXPO’70)でピークを迎えた高度経済成長が一段落する中で、高揚した学生運動の挫折から、「三無主義(無気力、無関心、無責任)」が蔓延し、世界を席巻したビートルズが正式解散した年です。

学生運動もビートルズも、その最盛期に関わることができず、「遅れた世代」という自覚を持つ多感な主人公が、バンドやクラブ(陸上競技部)活動、近くの女子高生との恋愛などを通じて、仲良し4人組と青春を謳歌します。ところが何をやっても挫折ばかり。悩み、逡巡する日々……。

クライマックスは、御堂筋でヘルメット学生と機動隊がぶつかり合った10・21国際反戦デー。主人公は何を想い、どうアクションを起こすのか。誰もが経験する思春期の心模様を鮮やかにあぶり出していきます。

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。