ベートーベンの『歓喜の歌』。交響曲第9番のあの合唱曲は、耳に優しいというか、ほんとうに聴きやすいですね。なんでもド・レ・ミ・ファ・ソの音しか使われていないそうです。
20年前、ベルリンの壁が崩壊したとき、レナード・バーンスタインの指揮で、東西ドイツの音楽家が集い、『歓喜の歌』を合唱していた光景が忘れられません。
日本ではいまや師走に欠かせないメロディーになっていますね。きょう大阪城ホールで聴いてきました。『サントリー 10000人の第9』(指揮:佐渡裕)。ありがたいことに毎年、招待されています。
小学5年生から93歳までの大混声合唱団です。その厚みのある歌声がホール全体を包み込み、身体がジーンと震えました。ドイツ語の意味なんてまったくわかりませんが、どうしようもなくあの旋律に感動してしまうのです。
でも、聴くより歌うほういいにきまっている。歌い終えたあとの合唱団のみなさんの笑顔がまばゆく輝いていたから。得も言われぬ達成感を味わっていたのでしょうね。写真を撮りたかったけれど、フォト禁止でした。
ともあれ、このイベントが済むと、加速度的に大晦日に突入……。
『歓喜の歌』、10000人の第9~♪♪
投稿日:2009年12月6日 更新日:
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