「インドのベニス」と呼ばれるアレッピー(Alleppey)。
未明に激しい雷雨があり、今朝はめちゃめちゃ湿度が高い。
気温も30度を超えており、スチームサウナ状態ですわ〜。
そんな朝の散歩中、チャイ(甘いミルクティー)と揚げパンのブレックファスト。
チャイはホンマに美味い。

1杯5ルピーなので、10円もしません。
インドではゲストハウスや中級ホテルの大半が朝飯なしです。
つまり素泊まりなので、外に出てチャイ屋さんで立ったままの朝メシを続けてきました。

それで十分。
宿屋の近くにヒンドゥー寺院や祠が数カ所あり、ずっと読経が流れています。



この町はヒンドゥー教徒が多いのかな。
寺院の前の路上で年配女性がココナッツの実を売ってはります。

ちなみに泊まったゲストハウスは運良くエアコン付きでしたが、シャワーは水しか出ません。
でも、水で大丈夫。
貯めた水が温かくなっているので、温水と変わらないから(笑)
☆ ☆ ☆ ☆
宿をあとにし、またもバスで南へ90キロほど離れたコーラム(Kollam)へ向かいました。
本来、遊覧船でのんびり行くはずが、運行されていなかったので、やむなくバスにした次第。
まぁ、2時間そこそこやし。
鉄道駅は町から4キロも離れており、諦めました。
つくづく列車と縁がありませんわ。
今、初めて気づいたんですが、バスの車内では前方が女性、後方が男性〜という暗黙のルールがあるようです。
それと男女が同席するのもあまりよろしくないみたい。
前から2番目の席にいるぼくの隣が年配のご婦人で、女性陣に囲まれていますが、外国人ということで、皆さん黙認してはります。
先ほど隠し撮りしたら、女の子と視線が合ってしまった。

ヤバい、バレた〜(汗)
とっさにニコッと笑みを浮かべると、手を振ってくれた。
よかった、よかった〜ハハハ(笑)
☆ ☆ ☆ ☆
昼前にコーラムへ到着。
かつて香辛料の貿易で栄えた町です。
旅はここで打ち止め。
バス・スタンド(ターミナル)で軽くランチを取ってから、近くで宿屋を探すも、中級ホテルや「ROOMS」と書かれたゲストハウスが軒並み満室。
土曜日やからかな?
気温が40度を超える中、リュックを背負って歩き回るのはさすがにしんどい。
やはりリクシャーの運転手に頼るのが一番、そう思って訊くと、「鉄道駅の近くにもホテルがいっぱいありまっせ」。
そのエリアに連れて行ってもらったんですが、どこも満室でした。
ありゃ、さすがに焦ってきた。
悄然とし、目の前を見ると、宮殿のような巨大ホテル!
見るからに高級ホテル丸出しや。

まぁ、無理やろな〜とダメ元でトライしたら、空室がありましたがな。
やった〜!!
ただし、デラックスルー厶のみとか。
インドに泊まる最後の宿やし、ちょっと奮発しようと思い、即、「OK」。
めちゃめちゃ高いかなと思ったら、何と3000ルピー(朝食込み)、日本円で5000円ほどでしたわ。
部屋はゴージャスそのもので、旅の初日に泊まった空港近くの超高級ホテルと匹敵するほど。

地方都市なら随分、値段が安いんですね。
ぼくの旅にはあまりふさわしくないホテルですが(笑)、とにかくラッキー!
よかった、よかった。
☆ ☆ ☆ ☆
そのあと街を散策し、夕方、またアラビア海を見たくなり、ビーチへ。
海風が涼しく、生き返りますね。
なぜか凧揚げをしている家族連れが多かった。

アラビア海に沈む夕陽……。

平和やな~(*^o^*)
晩ごはんはビーチに面したホテルのバーで。
マルコポーロという店でした。

1275年にマルコポーロがこの地に来てるんですね。
ちょっと贅沢して、赤ワイン+スパイス風味のビーフ+コールスローサラダ〜をオーダー。


牛肉を口にするのは今回インドで初めて。
あぁ、美味かった〜!!
☆ ☆ ☆ ☆
この店の大画面にはクリケットの試合が中継されていました。

インドではホッケーと並ぶ国民的スポーツですが、日本ではほとんど認知度なしですね。
甲子園球場のようなスタジアムで行われており、満員の観客でびっしり。

ゲームが動く度に店のお客さんも歓声を上げてはりました。
えらい人気です。
クリケットのルール、ぼくは全くわかりません。
野球に比べてチンタラしているようで(すんません!)、イライラしてきますわ〜(笑)
こちらでは野球は全く普及していません。
虎の本場やのに、タイガースのこと誰も知りません〜(笑)
そもそも野球はアメリカ文化そのもので、インドは大英帝国の文化を受け継いでいるので、スポーツと言えば、クリケット、ホッケー、サッカー、ラグビーなどです。

しかし最大の文化遺産はやはり英語でしょうね。
ヒンドゥー語とともに公用語になっており、街中に英語表記が溢れ返っています。
もちろんイギリス英語。
Centerではなく、Centre。
Colorではなく、Colour。
Favoriteではなく、Favourite。
Elevatorではなく、Lift。
Woderfulよりも、Lovely。
食事が済み、勘定するとき、「Check,Please!」と言ってもあまり通じません。
「Bill,Please!」です。
車も左側通行、世界最大のウイスキー産業もスコッチの流れを汲んでいるし、司法や法体系もイギリスから受け継ぎました。
インドは1947年に独立してから今年で79年も経つのに、いまだにそこはかとなく大英帝国の匂いが感じられるのです。