旅の8日目となった10日……、あと3日を残すのみとなりました。
ホンマに気ままな旅で、ヴァスコ・ダ・ガマ上陸地での絶叫以外は、これと言って予定を立てていなかったのです。
とはいえ、ケララ州と言えば、バックウォーター(水郷)が有名なので、その中心地のアレッピー(Alleppey)へ一気に南下しました。
鉄道を使いたかったのですが、列車の予約が取れず、やむなく長距離バスで。
コージコード(Kozhikode)からアレッピーまで6時間ほどかかります。

しかし途中、交通渋滞、道路工事、トイレ休憩、運転手+車掌のランチタイムなどで、何と2時間も遅れて到着しました。
ホンマ、乗客をほったらかしにしてランチタイムには参りましたわ(笑)
つまり、8時間も座席に座ったまま。
日本の高速バスとは違い、座り心地が今ひとつで、リクライニングなんてありまへん。
しかも外気温が40度近いのに、エアコンなし!
もっとも走行中は車窓からの風が気持ちええんですが、停車した途端、汗が吹き出します。
参った!
堪えた!
腰が痛かった!
正直、ぼくの年齢ではちょっと過酷でしたわ。
日本なら数分遅れたら、お詫びのアナウンスが入りますが、そんな言葉はどこへやら、車掌さん、完全に開き直ってはりました。
乗客の方も「まぁ、しゃあおまへんな」と誰も文句を言わず、諦め顔。
とにかく寛大さが必要です……。
それがインドなんですわ。
ぼくのランチは持参していたクラッカーと水だけでした。
午後3時前、空腹の状態でアレッピーに到着。
まずはバーでビールをグビリとやり、それから大衆食堂でチキンカレーをがっつき、その後、宿屋をゲット。

「Lake and Paddy Holiday home」というゲストハウスでした。

「Paddy」がアイリッシュネームで、ウイスキーの銘柄にもなっているから。
実にわかりやすい。


別にアイルランド人が経営しているわけではなかったです(笑)
☆ ☆ ☆ ☆
アレッピーは「インドのベニス」と呼ばれており、湖と運河で町が形成されています。
運河や湖畔には観光のボートや遊覧船がびっしり繋留されていました。


翌日はここからボートで8時間かけて運河をゆっくり南へ航行し、コーラム(Kollam)という町に到着するツアーを考えていたんですが、予約をしに行くと、シーズンでないらしく、運行していませんでした。
ガックリ。
仕方なくボートで小一時間、ベンバナード湖を遊覧しました。
客はぼくだけ、完全に貸し切り!!


ボートは運河から湖へ、そして湖面をゆるり、ゆるりと航行。


宿泊できる大型のハウスボートがこれまたゆったりと、ゆったりと近づいてきます。

何だか桃源郷にいるような、マハラジャになったような気分になり、バスの移動の疲れがいっぺんに吹き飛びました!!
操舵するおじさんが時折、あれこれと解説してくれるんですが、マラヤーラム語なので、ちんぷんかんぷん。

「わかりまへ〜ん」とジェスチャーで示すと、子供に諭すようゆっくり、ゆっくり喋ってくれはりました。
それでも、わかるわけありませんがな〜(笑)
この遊覧、700ルピー(約1200円)、安かった!!
ともあれ、完全にリフレッシュできて、よかった、よかった〜。
