武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

映画

阪神・淡路大震災30年目の映画『港に灯がともる』、17日に公開

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あと10日で阪神・淡路大震災から30年を迎えます。

その1月17日に『港に灯がともる』という〈神戸の映画〉が公開されます。

震災の翌月に生まれた在日3世の女性の生きざまを綴ったヒューマンドラマです。

震災体験を引きずる親との確執に焦点を当て、心の傷をいかに癒していくか、そこのところを実に丁寧に描いています。

映画初主演の富田望生の演技に気圧されました。

映画ファンのための感動サイト「シネルフレ」で本作について書かせてもらっています。

ご笑覧ください。

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。