ひと昔前、当たり前のように家の玄関にしめ縄が飾られていました。
門松もよく見かけましたね。
安全運転を祈願する自動車のしめ縄も……。
商店には付き物の「謹賀新年」の張り紙もめっきり減りました。
こうした正月の飾り物が加速度的に消失していっています。
今年、とくにそれを意識しました。
後の処理が邪魔くさいから?
21世紀の今日、そんなのは時代遅れと思っているから?
郵便代の値上がりで、年賀状じまいをし、メールやSNSへ転換させた方も随分、多くなりました。
あと数年すれば、正月を象徴するモノがかなりなくなっている可能性が大です。
年が変わるという大きな節目なのに、日常と変わらなくなっていく……。
それも時代の流れと割り切れば、それでええのかもしれませんが……。
ぼくはしかし天邪鬼ですから、その流れに抗いたいです。
1つの日本文化が消え去ってしまう侘しさを痛烈に感じていますから。
だから、100均で買ったしめ縄を毎年、マンション自室の玄関に飾っています。
手書きの年賀状と併せ、そのくらしかできませんが……。
そのうち時代に取り残されるかもしれませんね、ハハハ(笑)