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8月 26

スコットランド紀行(2)~オーバン

大阪タイガース、めちゃ強かったですね!
アニキの逆転満塁ホームランから、あんな展開になろうとは……。
人生、いや野球はどうなるかわかりまへん。
それにしても22点は入れすぎ~~かな。
気分よく、スコットランド紀行の第2回目を書きます。
と思ったら、今日は昨日の反動で負け試合……、トホホ。
   ☆     ☆     ☆     ☆     ☆
 
首都エディンバラからバスでグラスゴーへ向かい、別のバスに乗り換えてさらに西方へ。
クライド湾の北岸にあるダンバートンで下車し、「ケルト」の遺跡を遠望してから、こんどは列車でオーバンをめざしました。
「ケルト」の遺跡というのは、古代のブリトン人(ケルト人の一派)が建てたストラスクライド王国の都といわれているところです。
そのことは本でたっぷり記述します。
午後3時半ごろに終点のオーバンに着いたとき、黒い雨雲が全天を覆っており、今にもポツリポツリときそうでした。
気温は10度前後です。
肌寒くて陰鬱……、とても真夏とは思えません。
オーバン(5)
厚い雨雲のせいで紫外線量が極端に少なく、カメラで撮影すると、こんなに暗いんですよ(ISO 200で撮ったのですが)。
実際、日没寸前といった感じです。
天気が良ければ、ほんとうに見栄えのする光景なんですが……。
残念です。
まぁ、天候のことはさておき、西ハイランドの中心地オーバンは素敵な港町です。
たしか3回目になりますが、いつ来てもロケーションの素晴らしさに胸を打たれます。
オーバン(1)
眼の前にケルラー島という細長い島が浮かんでおり、その向こうにマル島が居坐っています。
カレドニアン・マックブレイン社の白と黒のツートンカラーのフェリーが頻繁に発着しています。
マル島や外ヘブリディーズ諸島のバラ島、そして近くの島々とを結んでいます。
オーバンの港は存外に華やいでいます。
オーバン4
海岸通りのすぐ裏側にまで丘が迫っており、その頂上にコロッセウムのような古代ギリシア・ローマ風の石の建造物が建っています。
マッケイズ・タワーというオーバンのシンボルです。
100年ほど前の建物ですが、未完成とか。
瀟洒な住宅街が立ち並ぶ丘を散歩がてらに登り、タワーの展望スポットに立ちました。
結構、観光客がいます。
ちょうど真下にウイスキーのオーバン蒸留所があり、何やら白い煙を出していました。
オーバン(2)
稼動しているんですね。
町のど真ん中に蒸留所がデンと構えているのが面白い。
少し視線を上げ、海と島々を眺めました。
オーバン(3)
幻想的と言おうか、独特な風情ですね。
天気の悪さが微妙な味わいをかもし出しています。
この辺り、アーガイル(Argyll)地方と言います。
ケルト語の一種ゲール語で、「ゲール人の上陸地」という意味です。
ゲール人とは、ゲール語を操るケルト系の人たちのこと。
そのゲール人が500年ごろ、南西方向のアイルランド北部にあったダルリアダ王国から渡ってきたといわれています。
彼らがスコットランド西部に同じ名前のダルリアダ王国という国をつくり、次第にスコットランド全域に勢力を広げてきます。
ローマ人がスコット人と呼んでいたことから、それがスコットランドの名前につながったのです。
ダルリアダ王国の中心はオーバンではありません。
南へ約30キロ離れたダナッドというところに都が築かれました。
そこを取材するために、ぼくはオーバンへやって来たのです。
翌朝、1時間ほどローカルバスに揺られて、キルマートンという村に向かいました。
そこにダルリアダ王国やダナッド、ゲール人について解説した博物館があり、見学後、グラスゴーから来たという親切な2人連れのおばさんにダナッドまで車で送ってもらいました。
ラッキー!!
ダナッド11
ダナッドはどうってことのない小高い丘でした。
しかしその頂に登ると、何だか奈良の飛鳥と地形や雰囲気がどことなく似ており、「ここは何か特別な場所なのだ」と実感した次第です。
スコットランドの歴史にとって最重要スポット。
しばし頂上でたたずんでいると、知らぬ間に『六甲おろし』を口ずさんでいる自分がいました。

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