2か月ぶりに腕時計が戻ってきました~!!
といっても、紛失とか盗難の被害に遭ったりしたわけではありません。
電池交換しただけなのに、こんなに時間がかかってしまった~(>_<)
その顛末を――。
6月26日、時計が止まったので、大阪・肥後橋界隈にある某時計修理店に行ったら、店主のおじさんが「体調がすぐれないので、しばらく店を閉めます。時計は宅急便でお送りします」。
10分もあれば交換できるのに、おかしいなぁと思いつつ、その言葉を信じたのが失敗でした。
何でも、その人は電池交換ができないようで、外部の業者に任せているらしい。
それで、よぉ時計修理の看板を堂々と出してはるわ!!
まぁ、急いでいないし、他にも時計があるのでええかと……。
で、こちらの連絡先を教え、電池代(税込みで1080円)を支払いました。
その後、一向に時計が届かないので、数日後、店に行くと、シャッターが降りていました。
「やっぱり閉めてはるんや」
そこで注文伝票に書いてある携帯電話に連絡したのですが、なかなか繋がらない。
えっ~、なんでやねん!!??
だいぶ経ってから、返信の電話があり、「体調不良で、閉店するになりました。しばらく慌ただしくなります。すみませんが、1週間後、店に取りに来てください」と。
入院するとも聞いたので、仕方がない。
まぁ、こんなこともあるか……。
そして1週間後、店に行ったら、あろうことか、「時計をもってくるのん忘れました」。
アホか~!!!
店主は「宅急便で送らせてもらいます」と平謝り。
グッと怒りを抑え、「じゃあ、仕事でドイツに行くので、出発日(7月27日)までに送ってください」と念を入れたのに、またもや届かない~(>_<)
携帯に電話するも、留守電ばかり。
やっと繋がり、「どないなってるんですか」と質すと、「すみません」しか返ってこない。
「謝ってばかりせず、事情を説明してください」と言うと、黙り込む。
何やねん、この人は。
もう1か月経過している…。
アンビリーバブル!!
帰国後(8月9日)に必ず送るよう確約し、旅行に出かけました。
しかし帰国してからも、依然、未着。
ひょっとしたら、時計をなくしているのでは?
あるいは壊してしまったのでは?
そのままトンズラしたのか~??
嫌な予感を抱きながら、何度も連絡したのですが、全く通じない。
くだんの時計はSEIKOのクォーツ腕時計。
そんな高価な代物ではないんですが、シンプルなデザインで、35年間、好んで使ってきたので、すごく愛着があるんです。
よっしゃ、こうなったら消費者センターに相談するか、警察に被害届を出そう!!
そう決断したとき、向こうから電話がありました。
「電話に出られない状況にあり、すみませんでした」
すみませんが口癖みたい。
「ぼくの時計を早く返してください。ちゃんと手元にあるんでしょうね? 返してくれないのなら、被害届を出しますから!」
目いっぱい怒りをぶちまけたら、さすがに驚いた様子で、「すぐに宅急便で送ります~!」。
「宅急便はいいです。自宅に持ってきてください。それが最低限やるべきことでしょ!!」
「わかりました」
そうは言うものの、その時計を、閉めた店(今は別のオーナーが経営しています)の金庫に保管してもらっているので、もうちょっと待ってほしいだのとウダウダ言い出す始末。
ほんまに、ほんまに堪忍袋の緒が切れた今朝になって、ようやく自宅に持ってきてくれました。
やれやれ。
てっきり、菓子折りひとつくらい手にして、お代はお返しします~と言うのかなと思ったら、「すみませんでした」ばかり。
いかなる事情があれ、お客さんにこんなに迷惑をかけるなんて、とんでもない~!!
もう、呆れてしまった。
70歳を超えた白髪の男性。
いろんな人生経験をt積んできたであろう人なのに、ましてや人様相手に商売をしてきた人なのに、社会常識・分別を全くわきまえていない。
ほんまに情けない人やと思いました。
「あなたがぼくの立場やったら、どないするんですか。客をこんなに困惑させるなんて信じられへん。ぼくが変な人間やったら、ただではすみませんよ!! わかってるんですか」
久しぶりに本気で怒ってしまった。
しかしいくら怒鳴っても、頭をピョコピョコ下げるだけ。
この人、反省してるんかいな??
時計の電池交換をしただけで何でこんな事態になるのか……。
参った、参った。
まぁ、時計が戻ってきてよかった。
これまで以上にいっそう愛着が生まれましたわ。
みなさん、時計の電池交換は、その場で即、交換してくれるお店で!!