ヨーロッパの母なる川。
そう呼ばれているドナウ川ですが、上流域のケールハイム(Kelheim)の町ではそれほど大河ではありませんね。
町の向こうの丘の上に古代ケルト人が巨大なオッピドム(要塞化された集落)を築いていました。
古代ヨーロッパでは、ドナウ川よりも南側にケルト人が、北側にはゲルマン人が定住していました。
そういう意味で、ドナウ川は歴史的に重要な役割を果たしていたのです。
ケルトの地はやがてローマに取って変わられるのですが……。
丘の上の建物は、バイエルン王国がナポレオンの支配から解放されたことを記念するタワーです。
ケールハイムの旧市街は、メルヘンに出てくるような可愛い街並みで、すごく癒されました~(*^^*)
天気が悪かったのが残念。
ここは戦災に遭わなかったようです。