ウイスキーアンドシネマ 著者:武部 好伸 出版社:淡交社 発売日:2014/1/9 定価:1,575円 |
映画に登場するウイスキーを大所高所からエッセー風に軽やかに綴った読み物です。
クラシカルな映画から最新作まで、映画史にさん然と輝く名作からB級映画まで、東西問わず、お気に入りの47本を選びました。
銀幕のなかでウイスキーが意外な使われ方をしていたり、大きな意味を持っていたりして、監督のこだわりや遊び心が垣間見られます。そういうところにポイントを絞ってまとめています。
ウイスキー専門誌『Whisky World』(発行・ゆめディア)に連載している『映画にみるウイスキー模様』を加筆・修正したものです。スクリーンに出てくる洋酒全体を総括した拙著『シネマティーニ 銀幕のなかの洋酒たち』(1999年、淡交社)のウイスキー版ともいえます。
—————————————————————————————————————————————————-
Amazon内容紹介
〈今も昔も、映画はウイスキーが大好き!〉
〈映画の登場人物たちに優しく寄り添う、ウイスキーの名ショット×47本〉
すご腕のスパイ、しがないサラリーマン、失恋した学生、世界をまたにかける企業戦士、人生に疲れた中年男、そして一国の首相まで……。ありとあらゆる映画の登場人物が手にするグラス、あるいはボトルのなかで、琥珀色の輝きを放つ「ウイスキー」。
それはたんなる小道具としてだけではなく、ときには主役を食ったり、人物の心理状態を代弁したり、また物語の謎を解く重要な鍵になったりと、いわば“ 演技派の名脇役”として見ることもできます。スコッチ、アイリッシュ、バーボン、ジャパニー
ズなど種類・銘柄もさまざまに、本書ではそのようなウイスキーがフィーチャーされた映画47作品を取り上げ、軽妙な文章と映画の雰囲気を伝えるイラストで見どころを紹介。映画とお酒にまつわるコラムや映画作品リストも収録し、映画とウイスキーが2倍にも3倍にも楽しく、また美味しくなる内容になっています。