武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

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ぜんぶ大阪の映画やねん

投稿日:2008年1月3日 更新日:

ぜんぶ大阪の映画やねん (平凡社新おとな文庫―楽)ぜんぶ大阪の映画やねん (平凡社新おとな文庫―楽)
著者:武部 好伸
販売元:平凡社
発売日:2000-11
定価1600円+税


 ぼくは生粋の浪速っ子。しかも映画大好き人間ときてる。ならば、大阪と映画をドッキングさせよう。そう思って書いたのがこの本です。大阪を舞台にした映画、あるいは大阪人を主人公にした映画は、ざっと数えるだけで600本ほどあります。そのなかから、『王将』、『夫婦善哉』、『ガキ帝国』、『泥の河』、『ビリケン』といった代表作を取り上げ、大阪の街と人を浮き彫りにしています。撮影地に足をはこび、そこで感じたいろんな想いをたっぷり盛り込んでおり、言わば、映画で斬った〈大阪のエッセー〉です。
大阪は日本の映画興行発祥地で、かつて撮影所が数ヶ所あったことなど、ぼくの故郷は映画とすごくかかわりがあることを知り、うれしくなりました。大阪映画にも名作が多いし! 巻末の作品リストは貴重な資料になっています。ちなみに、類書がありません(ちょっと自慢~♪)。

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。