武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

著作一覧

シリーズ第2弾  『スペイン「ケルト」紀行~ガリシア地方を歩く』

投稿日:2008年1月19日 更新日:

スペイン「ケルト」紀行―ガリシア地方を歩くスペイン「ケルト」紀行―ガリシア地方を歩く
著者:武部 好伸
販売元:彩流社
発売日:2000-05
定価:2200円+税


 ぼくが「ケルト」に興味を抱いてからも、長らくスペイン北西部ガリシア地方のことなどまったく眼中になかったのですが、その地が〈ケルト文化圏〉に属していると知り、びっくり! どうしようもなくそこへ行きたくなり、1999年の初夏、はじめてスペインへ旅立ちました。
首都マドリッドからガリシア地方へ足を踏み入れると、日本人がイメージする熱い風土のスペインとは異なり、さわやかな涼風がそよいでいました。緑濃き樹々が生い茂り、ガイタと呼ばれるバグパイプの渇いた音色が響き、古代ケルト人の城塞「カストロ」が点在する……。あちこちで想定外の情景に出くわしました。
はんなりと和らいだ空気にすっかり魅了されたぼくは、帰国後、「知られざるスペイン」を紹介しました。それがこの本です。

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。