24日、今日も快晴。
夏場、ポルトガルは雨とは無縁です。
リスボンのセッテ・リオス・バスターミナルから長距離バスでベーシャへ向かいました。
リスボンの南東140キロにあるバイシャ・アレンテージョ地方の中心地です。
バスがリスボンを離れると、すぐに景色が一変します。
乾いた台地にオリーブの木とコルク樫が累々と広がっています。
それがアレンテージョ地方の典型的な風景です。
ベージャは標高277㍍の小高い丘に市街地が密集しています。
人口は約3万5000人。
ここは17年前に訪れました。
内陸地なので、猛烈に暑い~f(^_^;
気温は36度ほど。
強い紫外線が肌を突き刺します。
街には人通りがなく、完全に死んでいました。
かつて女子修道院だった市立博物館に入ると、あった、あった、「タルテシアンの石碑」が~\(^o^)/
それも真ん中に兵士らしい人物を描いた、一番見たかったものが!!!
感動のあまり、体が震えました~(*^^*)
昨日、リスボンで碑文をお目にかかれなかっただけに、なおさらうれしい~(*^^*)
「タルテシアンの石碑」との初対面です。
他にも数点、展示してありました。
すべて実物です。
うーん、人物像はケルトらしい図柄なのだけれど、はて、ケルト人の手によるものか~?
文字はアルファベットのようにも見えるし、そうでもないようにも見えるし。
紀元前700年ごろのもの。
なかなか面白い。
他にもっと見てみたいという欲望が募ってきました。
満足感に浸り、博物館を出ると、さらに気温がヒートアップ~(*_*)
しかし夜半には涼しげな風がそよぎ、Tシャツでは寒いほど。
寒暖の差が激しい。
ブーゲンビリアが壁面に咲き誇る小綺麗なホテルの前の広場で、ダンスパーティが催されていました。
オーソドックスな音楽ではなく、乗りのいいヒップポップ系~♪♪♪
老若男女、実に楽しく踊ってはりました。
ぼくも参加したかったのですが、ワインの酔いに足をとられ、やむなく断念~(((^^;)
ともあれ、べージャに来て、ほんまによかったと実感した次第です。