過日、元大映京都撮影所長の故鈴木晰也さんが残した『シベリアメモ』のことをフェイスブックで投稿したら、某在阪放送局のSさんが興味を持ち、京都・御室の鈴木さん宅を訪れ、奥様といろいろお話をしてきたそうです。
その時、これを「武部さんにお渡しください」と奥様がSさんに託されたのが、鈴木さんが生前に映画業界紙(合同通信映画特信版)に連載していたエッセー。
『活動屋時間帯』
タイトルがいいですね。
「活動屋」の字を見ると、心がゆさぶられます。
平成3年4月7日号~平成8年1月2日号までの計214回。
パラパラと目を通しましたが、長谷川一夫、山本富士子、勝新太郎らのスター俳優や伊藤大輔、溝口健二といった巨匠の文字が散りばめられてあり、ひと昔前の輝かしき日本映画界の息吹が充満しています。
すべて鈴木さんが仕事で出会った人たちのエピソードや秘話です。
映画史の資料にもなりそうな内容で、ぼくには「宝物」みたいな読み物。
今日から熟読してみようと思っています。
高揚感が抑えられません。
鈴木さんの奥様とSさん、ありがとうございます!!!
映画にまつわる秘話とエピソードがどっさり
投稿日:2012年2月23日 更新日:
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