武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

バルト3国レポート(2009年夏)

バルト3国レポート(19)~

投稿日:2010年3月28日 更新日:

阪神、きょうは敗れたけれど、横浜との開幕3連戦で2勝1敗。まぁ、善しとしましょう。
打撃のチームだから、とにかく打ちまくっていかなしゃーない!
さて、バルト紀行です。
エストニアの首都タリンをご案内します。
タリン(6)
旧市街は城壁に取り囲まれており、その中に足を踏み入れると、中世にタイムスリップしたような錯覚に陥ります。
12世紀にデンマークに占領されたとき、エストニア人が「ターニ・リン(Taani Linn)」と呼んだことから、タリンの名が生まれました。意味は「デンマーク人の町」です。
その後、13世紀半ばにドイツの商人が住み着き、ハンザ同盟の都市として発展しました。そのころが一番、隆盛を誇っていたといわれています。
リトアニアのヴィリニュス、ラトヴィアのリガ、エストニアのタリン。バルト3国の首都はすべて世界遺産に登録されています。
これら3都市のなかで、「おとぎの国」のようなたたずまいをかもし出しているのがタリンです。
1991年までのソ連時代は陰鬱な空気に包まれ、街が荒廃していたそうですが、今や観光客であふれ、非常に華やいだ雰囲気が漂っています。
タリン(1)
宮崎アニメの『魔女の宅急便』(1989年)の舞台~??!!
ぼくはそう直感しました。
相棒の黒猫ジジを連れ、ほうきにまたがってこの街の上空を自由自在に飛び交うキキの姿がイメージできたからです。
ジジ新
    ↑ ↑ 可愛いジジ!?
でも、違うみたいです。スゥーデンのストックホルムやポルトガルのリスボンなど欧米の複数の町をモデルにしたとか。
それでも、『魔女の宅急便』の街に思えてなりません。
なにか目的意識を持って旅をする~。
それがぼくの旅の信条ですが、タリンでは気の向くまま、足の向くままブラリ、ブラリと街中を散策しました。
どこも絵になる光景で、足をとめては見惚れてばかり。
そんな調子だったので、あっと言う間に1日が過ぎてしまいました。
街並みに惚れたのは、リスボンとここタリンだけ。
めちゃ気に入りました~。
そういえば、きょう千秋楽だった大相撲の大阪場所でエストニア出身の力士、把瑠都が健闘しましたね~。大関です。ご立派~!!

-バルト3国レポート(2009年夏)

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。