武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

バルト3国レポート(2009年夏)

バルト3国レポート(14)~

投稿日:2010年2月20日 更新日:

久々のバルト3国レポートです。忘れていたわけではないし、ギブアップしたわけでもないです。最後までちゃんと報告しますよ~。
きょうはラトヴィアの首都リーガから列車で1時間50分揺られて到着した古都ツェースィスのルポです。
古都といっても、田舎町そのもの。ほんとうに小さな町で、30分もあれば、十分、見てまわれます。
ツェースィス(1)
駅で楽団員の演奏に出迎えられました。訊くと、町のお祭でした。
ラッキー! ラトヴィアのフェスティバルを見られるとは。
7月25日。大阪では天神祭やな~と思いながら、ちょっと舞い上がりました。
ツェースィス(4)
ツェースィウs(5)
中心部にある統一広場の架設ステージ上でロックがガンガン演奏され、通りには食料品、工芸品、CD&DVD、雑貨、アンティーク、綿アメ、絵画などを売る露店がびっしり立ち並んでいました。
思いのほか賑やかで、見物客も多かった。途中からスコールのような強烈なにわか雨に遭遇したのに、だれも傘なんぞささず、びしょびしょになって祭りを楽しんでいました。
東洋人がよほど珍しいのか、常に住民の視線を感じていました。そのうち慣れてきましたが……。
眼と眼が合うと、みなニッコリと笑みを浮かべてくれたので、心が和んだ。シャイな人が多いのかな。
「どこから来たの?」と数人の若者から英語で訊かれました。若者は概して英語を喋ります。年配者はロシア語が堪能な人が多かったです。
ツェースィス(2)
祭りの喧騒から抜け、ツェースィス城址を見学しました。13世紀、ドイツ人の騎士団によってきずかれた城です。
ラトヴィアの団体客が来ていました。おばちゃんばかり。大声を出して、ケラケラ笑っています。
塔に登ろうとボケーッとしながら並んでいると、太っちょのおばちゃんに、お腹で押しのけられました。
「あんた、ぐずぐずせんと、はよ登りぃな~」と言いたげに。たくましい。
城の裏手にある野外劇場に足を運ぶと、劇団員がミュージカルのリハーサルに取り組んでいました。
それがかなりハイレベルで、ずっと観客席で見入ってしまった。ブロードウェイのミュージカルを観ているような気すらしました。夜に公演があるとか。
ツィースィス(6)
ダンスの場面ではぼくも誘われ、美女と手と手を取って踊りまくった。
阿波踊り風に踊ったら、結構、受けた~!!
そんなこんなでラトヴィアの天神祭を満喫しました~♪♪

-バルト3国レポート(2009年夏)

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。