武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

映画

ラヴ・ロマンス映画ベスト10~

投稿日:2010年4月1日 更新日:

4月1日。新年度のスタートです。
32年前のきょう、グータラ大学生だったぼくが新聞社に入った日です。
入社式ではちょっぴり緊張していましたが、まぁ、なんとかなるやろと開き直ってもいました。実際、なんとか記者としてやってこれました~。
案ずるより生むが易い。これは正論だと思います。
逢びきA
で、いきなり関係のない話題になります。
ひと昔前のクラシカルな洋画のなかで、ぼくのお気に入りのラヴ・ロマンス映画のベスト10をご紹介します。
ぼくはノスタルジックな映画が大好きです~♪
落ち着いたテンポといい、品のよさといい、作品を包み込む空気といい、愛することの素晴らしさと辛さを描いたテーマ性といい、すべてにおいて納得できます。
1位のイギリス映画『逢びき』なんて、恋愛映画の極致です~!!
男女の心の機微をかくも情感的に浮き立たせるとは……、恐れ入ります。
どれもビデオで鑑賞できる作品です。お時間があれば、ぜひご覧ください。
①『逢びき』(1945年、英、監督:デヴィッド・リーン)
   シリア・ジョンソン、トレヴァー・ハワード
②『風と共に去りぬ』(1939年、米、監督:ヴィクター・フレミング)
   ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲーブル
③『カサブランカ』(1942年、米、監督:マイケル・カーティス)
   イングリッド・バーグマン、ハンフリー・ボガート
④『街の灯』(1931年、米、監督:チャールズ・チャプリン)
   ヴァージニア・チェリル、チャールズ・チャプリン
⑤『ローマの休日』(1953年、米、監督:ウィリアム・ワイラー)
   オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック
⑥『終着駅』(1953年、米/伊、監督:ヴィットリオ・デ・シーカ)
   ジェニファー・ジョーンズ、モンゴメリー・クリフト
⑦『男と女』(1966年、仏、監督:クロード・ルルーシュ)
   アヌーク・エーメ、ジャン・ルイ・トランティニアン
⑧『めぐり逢い』(1957年、米、監督:レオ・マッカリー)
   デボラ・カー、ケーリー・グラント
⑨『哀愁』(1941年、米、監督:マーヴィン・ルロイ)
   ヴィヴィアン・リー、ロバート・テイラー
⑩『旅情』(1955年、英、監督:デヴィッド・リーン)
   キャサリン・ヘプバーン、ロッサノ・ヴラッティ

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。