快晴で、冷たい空気に包まれた2日、初詣に出かけました。
大阪市天王寺区にある生國魂(いくたま)神社です。幼少時代、ぼくは氏子として夏祭りに参加していました。
いつのころか初詣にこの懐かしい神社へ参拝するようになって。住吉大社とか、平安神宮とか、有名なお宮さんは人が多くて疲れますからね。
生國魂さんはそれほど混み合っていません。穴場です。
と言いながら、鳥居をくぐると、境内にズラリと人が整列していて……。
参拝客です。お賽銭を入れ、祈願するのに、みなさん整然と並んではるんですよ。
そう言えば、昨年もそうでした。2、3年前からそうだったかな。
何かおかしい~??
境内は参拝客で雑然としていて、そのなかを「すんません、ごめんなさい」と頭を下げながら、人をかき分けて社殿の前へと進み、やっとこさで賽銭箱にコインを投げ入れてお参りする。
そんな無秩序な参拝が初詣のやり方でした。これといってルールなんてなく、みなが勝手に参拝していました。そして正月を実感していたものです。
物心がついたころから、ずっとそうやってきたのに、昨今、変にスマートになっているんです。
大阪の他の神社でもそうなっていると聞きました。全国的なものなのでしょうか。
おいおい、ちゃうんちゃう~???
どうも違和感があります。
いったい、どこでこういう参拝形式が生まれたのでしょうかね。
イラチ(せっかち)な人間が多い大阪では絶対ないと断言できます。
なんで初詣に来て、並ばなあかんねん。
事故やスリ防止のための方策なのか。それならやむを得ないけど……。
でも、やはり釈然としませんわ。
あれっ!? 様変わりした初詣~
投稿日:2010年1月2日 更新日:
執筆者:admin