武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

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今年を振り返って……(^_-)-☆

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昨年に続き、コロナ禍に振り回された2021年もいよいよ終幕が近づいてきました。

この1年を振り返ると、最大のトピックスはやっぱり初小説『フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一』(幻戯書房)を執念で上梓できたことでした。

思いのほか多くの方から、手紙・ハガキ・メール・SNS、そして口頭で忌憚のない感想や書評をいただき、それらのすべてがぼくの「宝物」になっています。

ホンマにありがとうございました!

来年はこの小説をもっと多くの人の手に取ってもらえるよう、あれこれと動きたいと思っており、同時にストックしている作品たちに陽の目を当てたいと願っています。

そして懸案のエッセー『カクテル アンド シネマ』……、この読み物も世に出すべく努める所存です。

他にも社会活動が制限されていた中で、ケルト関係で静岡県焼津市で講演したり、オンライン講座を収録したりとそれなりにアクティブな活動ができ、うれしく思っています。

映画は、コロナのせいで試写室で観る回数が減り、オンラインやDVDでの試写がどんどん増えてきました。

実は昨日から2日がかりで、ディズニープラスで『ザ・ビートルズ GET BACK』を観続けていたんです。

1970年公開の映画『レット・イット・ビー』で使われなかった映像を編集した3部構成の、上映時間が7時間50分の大作。

ぼくはずっとギターを抱え、ビートルズと〈共演〉しながら見入っていました。

めちゃめちゃ楽しくて、これで締めることができてよかった!

この作品を映画とするなら、今年観た映画はジャスト300作(うちスクリーンで観たのが142作)でした!

内訳は日本映画が142作、外国映画が158作。

さぁ、来年はどんな映画と出会えるのか楽しみです。

今年もいろんな人たちとめぐり逢え、多大なサポートを得ることができました。

ありがとうございました。

来年もよろしゅうお願いします。

最後に、コロナ禍とはいえ、バーやその他の集いで楽しいお酒を飲める日が多かったです。

それもこれも健康だからですね。

ありがたいです!

それでは、良いお年をお迎えください~(^_-)-☆

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。