4月9日の朝、旅立ちました。
往きのルートは、大阪(伊丹)空港→羽田空港→ローマ空港→パレルモ(シチリア)空港です。
いつもは関西国際空港からフライトしていますが、割安で乗り継ぎが便利なITAエアウェイズが羽田空港からしか飛んでいないので、やむ無く東京経由になりました~
大阪空港の全日空カウンターで、パレルモまでの搭乗手続きを済ませられます。
ところが、荷物はOKなのに、搭乗手続きでエラーが出て、羽田までしか乗れないとか。
何でやねん!?
このITAエアウェイズは、数年前、経営破綻したイタリアのアリタリア航空を引き継いだ国営航空会社ですが、数回、e―チケットの変更があり、大丈夫かいな~と思うてました。
羽田到着後、ITAエアウェイズのカウンターでチェックインしたら、相変わらずエラーの連発。
しかも、ぼくだけ。
何でやねん!?
荷物だけシチリアに届いて、本人は日本から出国できない~?
そんなアホな!
イライラして待っていると、いきなりクリアし、やっとこさ搭乗券をゲットできました。
やれやれ~。
原因は?
「さぁ……、システムの不具合 」
まぁ、何でもよろしおます(笑)
乗客がグループ連れのイタリア人が多いので、機内がうるさいです。
それにしても、羽田空港が肥大化し、国際線がバンバン飛んでます。
不便な成田から便利な羽田へのシフトが加速してますね。
12時35分のフライト、ほな、行ってきます!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ウクライナ戦争の影響で、旅客機がロシアとウクライナの上空を飛べなくなりました。
だから、日本からヨーロッパ往きの便は大概、北極回りか南アジア回りかなと思いきや、このイタリアの飛行機は違いました。
ルートは、羽田⇒福井上空⇒韓国⇒中国北部⇒カザフスタン⇒カスピ海⇒アゼルバイジャン⇒ジョージア⇒黒海⇒ブルガリア⇒セルビア⇒ローマ。
つまりロシアの南側を迂回する〈中央アジアルート〉で、14時間45分の超ロングフライトと相成りました。
さらにローマで国内線に乗り換え、1時間10分のフライトで、深夜にシチリアのパレルモへゴールイン。
トータルで、ざっと16時間~!
あゝ、しんど、お尻と腰が痛い。
でも、マスクの人が皆無なので、ホッとしましたわ~ (笑)
これが健全な社会です。
ローマ空港での乗り継ぎ時間が短く、しかも空港がバカでかいので、入国審査や手荷物チェックなどを含めると、搭乗時間までギリギリ。
ビールブレイクなんてとても無理で、速歩+ジョギングでターミナル内をえっちらおっちら移動し、やっとこさ一番端にあるパレルモ行きの搭乗ゲートにたどり着きました。
これ、脚の悪い人や歩くのが遅い人なら、かなり厳しいと思いますよ。
荷物はパレルモではゲットできないやろな~と諦めていたら、ちゃんと届いていて、びっくりポンでした (笑)
今日は空港近くの宿屋(B&B)に泊まります。