マルタ最後の日。
午前中、公営バスを利用し、観光客の多いヴァレッタを抜け出し、近郊の町へちょっと遠出しました(ぼくも観光客ですが~)。
うだうだと詳しいことは書きません。
画像をご覧ください。
1つだけ記しておきます。
マルタ人は、マルタ語、英語、イタリア語の3ヶ国語を話してはります。
1964年にイギリスから独立するまで、マルタ語とイタリア語が公用語だったそうですが、英語の重要性が高まってきたことから、英語が公用語になり、イタリア語が蹴落とされたとか~(笑)
マルタ語は、アラビア語の一種で、独特な響きがありますね。
さぁ、そろそろローマ行きの飛行機に搭乗します。
マルタを去ります。
グッバイ・マルタ~!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
夕方、ローマ空港に着きました。
1時間20分のフライト。
実は、マルタの空港に着いた時、ローマの宿屋を予約していなかったことに気付き、ネットで予約しようと思ったんですが、邪魔くさくなり、止めました(笑)。
ローマのテルミニ駅周辺にはわんさとホテルがあるので、飛び込みで泊まれますからね。
これがいつものスタイル。
ローマは3回目です。
前回は、2007年、拙著『イタリア「ケルト」紀行~キサルピナを歩く』(彩流社)の取材で、1か月がかりで北イタリアに点在する古代ケルトの関連スポットを巡り、最終地がローマでした。
もちろん嫁さんと同伴。
その時は、駅の北側のホテルに投宿したので、今回は南側にしようと思い、ある建物の入り口を覗くと、ホテルの看板がいくつもありました。
これは迷うなぁ。
「どれにしようかな、プッとこいて、プッとこいて、プッ、プッ、プッ」
よっしゃ、このホテルや~!
えっ、5階にあるんかいな。
エレベーターで上がり、受付のお兄ちゃんに訊くと、案の定、空室がありました。
そのお兄ちゃんの愛想の良さにほだされ、チェックインしたら、ホテルとは名ばかりで、テレビがなく、異常に小さなシャワー室で、簡素なベッドあるだけの狭い木賃宿っぽい部屋でした(笑)
まぁ、一泊素泊まりなので、ノープロブレム。
こういうのん免疫ができてますねん、ハハハ(笑)
それにしては、宿賃約9,000円は高いなぁ。
まぁ、大都会のローマやから、シャアないか。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
旅の最後となる晩御飯は、宿屋近くのレストランで魚料理にしました。
カジキマグロのステーキ+サラダ+白ワイン。
この魚、見た目はすごく美味しそうに見えますが、ほとんど味がなかった。
そこで、塩コショウ、バルサミコ酢、オリーブオイルを使って、自分で勝手に味付けしたら、美味しくいただけました。
でも、店主のおっちゃん、イヤな顔をしとったな(笑)
ワインは、シチリアとマルタで深みのある超美味な代物を口にしてきたので、どうにも水っぽく感じられました。
ローマの食べ物とは相性が合わんのかな~
そんなこんなで、11日目を終えました。