ガレス・ジョーンズという英国人ジャーナリストをご存知ですか?
正確にはウェールズ人ですが……。
第2次世界大戦の6年前、世界恐慌のあおりで経済の疲弊が続いていた先進諸国の中で唯一、「繁栄」を誇っていたスターリン統治下のソ連に目を付け、そのおぞましい実態を暴いた人です。
ヒトラーに初めて単独インタビューしたお人でもあります。
14日公開の『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』は、社会正義と現場主義に根差し、命を張って取材に邁進したガレス・ジョーンズの熱きジャーナリスト魂が描き上げられています。
すべて実話……、ぼくは涙しました。
ジャーナリズムの衰退が叫ばれている今だからこそ、観るべき映画だと思います。
ポーランドの女流映画監督、アグニェシカ・ホランドの本気度が伝わってきました!
映画ファンのための感動サイト「シネルフレ」で、本作の背景や意義についてたっぷり書かせてもらっています。