武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

スペイン・アンダルシア紀行(2019年9月2日~12日)

スペイン・アンダルシア紀行~1日目(9月2日)

投稿日:2019年9月13日 更新日:

関空国際空港なう。

今からスペイン南部アンダルシアへ向かいます。

この飛行機が1時間20分遅れで離陸

関空⇒(KLMオランダ航空)⇒アムステルダム⇒(TRANSAVIA航空)⇒マラガです~

首都マドリッドは無視します(笑)

立ち寄る必要がありませんから。

スペインへは3年ぶりですが、アンダルシアへは何と20年ぶり~ めちゃめちゃウキウキしてます~(^_-)-☆

旅の目的は大きく2つ。

(1)「ケルト」絡みで数ヶ所の考古学博物館での取材。

今回は遺跡探訪がないので、楽チンです~

(2)心の洗濯~このパターンがやたらと多い~(笑)

細分化すると……

・バールを巡り、シェリー酒&マンサニーリャを堪能する。

・ピカソの世界に浸る。

・英国領ジブラルタルで、フィッシュ&チップス、独特な風味のイギリス・ソーセージを食べる(飢えてますぅ~)

・ジブラルタルの岩山のてっぺんからアフリカに向かって、「イェーツ~」と絶叫する。

・アフリカ大陸に渡り、「デン」して帰ってくる。

・その他もろもろです~。

考古学博物館での取材があるので、いつものような100%気ままな旅はできないけれど、それでもかなり自由度は高いと思います(笑)

1人旅で~す。

さっそうと出発したかったのですが、10時25分フライト予定のKLM機が何と1時間20分遅れで離陸。

これだと経由地のアムステルダム・スキポール空港での乗り継ぎ時間が30分程度になってしまう。

うまいことトランジットできるんやろか……。

ヤバいかも~((+_+))

まぁ、KLMのスタッフがちゃんと誘導してくれるやろ。

そう思ってスキポール航空に到着すると、KLMのスタッフが「マラガ行きの便は出発を遅らせています」との説明。

よかった、よかったと安堵するも、この空港でEU入国になるので、手荷物チェックと入国審査があるんです。

どちらもかなり長蛇の列~( ;∀;)

「ぼくのために飛行機が待ってくれてますねん」と係員に必死で訴え、少し前の方に行かせもらい、無事に入国を済ませるや猛ダッシュ~

しかしこの空港、でっかい~ 人も多い~。

やっとこさ搭乗ゲートにたどり着くと、そこはマラガ行きならぬ、オスロ行きの掲示になってました。

あれっ、搭乗ゲートを間違えたのかな~。

スタッフに訊くと、「惜しい、マラガ行きは10分前に飛び立ちました」。

ガーン~!!

時計を見ると、出発時間が20分ほど過ぎてましたわ。

何で待ってくれへんかってん~と怒ってる場合やありまへん。

どうしたらええねん?

「トランスファー(乗り継ぎ便)デスクに行きなはれ~」

そこも長蛇の列。

スキポール空港は担当者の人数が少なすぎますわ。

結局、40分ほど並び、ようやく窓口へ。

女性スタッフが非常に申し訳ない顔つきで、「今日のマラガ行きの便はもうありませんねん」。

ガーン、ガーン~!!!!

ということで、明日(3日)の早朝の便でマラガへ向かうことになりました。

この日の宿はKLMが手配してくれた空港近辺のゴージャスなホテルと相成った次第です。

ダブルベッドの広々とした部屋。

もちろん無料です。

室内のミニバーのドリンクも飲み放題でした。

しかし、冷蔵庫を開けると、ハイネケンの缶ビールしか入ってませんでしたわ~(笑)

まさか旅の初日がオランダになるとは思わなんだ~。

何だか街中へ出る気力もなくなり、きれいな部屋で寛いでます。

そんなこんなで、実に刺激的な1日になりました。チャン、チャン~(^^;)

-スペイン・アンダルシア紀行(2019年9月2日~12日)

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プロフィール

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武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。