2018年9月2日の午後11時45分、関西国際空港からエミレーツ航空でドバイ→ニースへと飛び立ちました。
一昨年のスペイン取材旅行もこの便でした。
搭乗すると、美味な料理とワインをいただいて眠るだけ~😪💤💤
南仏ニースには3日午後1時半(日本時間で午後8時半)に到着しました。
トランジットの時間を入れると、随分、時間がかかりましたが、エミレーツ航空はサービス、客室乗務員の愛想の良さ➕美人とイケメンの多さ、機内食、機体の質(美しさ、装置の斬新さ)などから判断してダントツだと思います~😁
それはさておき、ニース駅前に程近い街中にある宿屋へ向かいました。
今回の旅は珍しくすべて事前に宿を予約しています。
そこは5階建てのアパルトマン。
1階が美容院で、近くに飲み屋、カフェ、大衆レストランがある非常に庶民的なロケーションです。
ブザーを押し、鉄の扉が開くと、目の前に年代物のエレベーター~❗
これまでの旅でしばしばお目にかかっているので、全く驚きません~(笑)
もっと古いのを知ってますから。
そのエレベーターで3階(日本で言えば、4階)に上がり、事前に教えてもらっていた暗証番号でドアの横にある「金庫」を開けると、部屋のカギがありました。
やれやれ~👍
で、部屋はこんな感じです。
IH調理台、電子レンジ、炊事場があり、調理ができます。
奥がシャワー&トイレ。
無理やり「上階」に寝室を付けた感じですが、階段で上っていくところが何ともオモロイ~😁
ただ、天井が低く、腰を屈ませないと、頭を打ってしまうんです~😣
すでに入室1時間で5回もガツン、ガツンとぶつけてしまった~(笑)
窓からの眺めは、ひと昔前のフランス映画に出てきそうな情景です。
こういう部屋が8室あるということは、「民泊」から本格的に「民宿」に変えたということかな。
結局、オーナーの人と顔を合わせずじまい~😅
コート・ダジュールの中心地ニースに来たのに、高級リゾート地とは真逆の世界に埋没しております~😁
実はこういうのん大好きなんです~💛
一段落してから、駅前の観光案内所で街の地図をもらい、目的地のシミエ(Cimiez)考古学博物館へバスで向かいました。
この地の先住民はリグリア人という民族で、のちにケルト系住民(ガリア人)がやって来て交ざり、やがてローマ帝国が入り、高度な文化が築かれました。
その時期がガロ=ローマ期です。
ガリア人とローマ人の文化が融合した時期。
博物館に隣接する遺跡はその時代のもので、残念ながら、ケルト=リグリア人の痕跡を見届けることができませんでした。
遺跡に隣接している赤い邸宅がマティス美術館です。
そこには後日、訪れます。
野外劇場もちゃんと残っており、子どもたちの遊び場になっていました。
ヨーロッパでは古代ローマの遺跡が現代の街と見事に溶け込んでいます。
そういうところがすごく羨ましい。