ニースといえば、「コート・ダジュール(紺碧の海岸)」を象徴するビーチで知られていますね。
「フレンチ・リヴィエラ」とも呼ばれています。
こちらに来て、まだ地中海を目にしていなかったので(笑)、プロヴァンス鉄道でのエクスカーションのあと、街の南側にあるビーチに足を運びました。
そこには絵に描いたようなバカンス光景が広がっていた~!(^^)!
ここは砂浜ではなく、小石の海岸です。
裸足では熱くて歩けません。
海水は結構、透明度が高いんですが、何せ冷たい~😓
泳いでいる人はあんまりいませんね。
延々、5キロにも及ぶ「プロムナード・デザングレ(イングランド人の海岸通り)」は華やいでました。
まだ当分、バカンス・シーズンが続きそう。
かつて海に浮かぶ巨大なカジノがビーチの中央にあり、それがニースのランドマークだったそうです。
1944年、火事で全焼…………。
案の定と言いますか、中国人の団体さんが目に付きますな~。
ぼくは正直、人がぎょうさん詰めかけるリゾート地・観光地はどうも苦手です。
好きではありません。
早々に退散し、住宅街の公園へ「避難」しました。
そこでは、年配者がペタング(鉄球転がしゲーム)に興じたり、子どもたちがメリーゴーランドを楽しんだり、ご老人が談笑したり~。
アメリカの偉大なジャズマン、ルイ・アームストロングとライオネル・ハンプトンの胸像があったのにはびっくり。
「マイルス・デイヴィス通り」「ディジー・ガレスピー通り」という表示もありました。
彼らはみなニースに演奏しに来たことがあったのかな?
確かにアメリカではジャズが衰退し、フランスに流れて行ったジャズマンが少なくありません。
フランス人はジャズが好きなんだ!
何とも長閑な公園の情景を眺めながら、フランス産のビール、クローネンベルクを口にしていましたが、このビール、現在、デンマークのカールスバーグ社の傘下に入っていることを知り、ちょっとショックを覚えました(笑)。