武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

information

あけましておめでとうございます~♪

投稿日:2009年1月1日 更新日:

4c83e0eb.jpg
あけましておめでとうございます~♪
新しい年の幕開けですが、なんだかますますややこしい時代になってきそうな気配ですね。でも、だからこそよけいにしっかり生きなあかんと思っています。といっても、力まず、無理をせず、自然体でぼちぼち歩んでいきます。
今年の目標は「充電」です。これまでアクセルを踏みっぱなしだったので、ここら辺でちょっとブレーキをかけ、心身ともにリフレッシュさせてから、次なる目標に向かいたいと思っています。人生にはメリハリというか、緊張と緩和が必要ですからね。今、ぼくに必要なのは「緩和」だと判断しました。
前置きが長くなりました。今日からブログを始めます。これもぼくにとっては「充電」のひとつです。執筆テーマにしている映画、ケルト文化、お酒……などについて思いのまま書き綴っていくつもりです。ただし、規則や縛られるのが大嫌いなので、「書きたいなぁと思ったときに書く」といういい加減なスタンスを取らせてもらいます。気ままというか、グータラ人間です。
昨年、ぼくにとってのビッグニュースは、なんといっても、「ケルト」紀行シリーズの全10巻(すべて彩流社から出版)を完結させたことです。10冊目となったのが『アイルランド「ケルト」紀行~エリンの地を歩く』(12月20日刊行、定価2300円)。アイルランドの詩的な呼称である「エリン」という名をすごく気に入っています。大きな書店の「紀行」コーナーにおそらく1冊くらい置いてあるはずです。
「ケルト」の説明をし出すと、半日以上かかってしまうので、ここでは割愛しますが、「ケルト」紀行シリーズは、足かけ10年がかりでヨーロッパの基層文化をきずいた「ケルト」をフィルターにして16か国、20地域を踏破してきた見聞録(ルポ)です。マルコ・ポーロの『東方見聞録』には遠く及びませんが……。
著書一覧のとおり、具体的には、英国のスコットランド、スペインのガリシア、英国領北アイルランド、中央ヨーロッパ(オーストリア、ドイツ、スイス、フランスのブルゴーニュとプロヴァンス)、フランスのブルターニュ、英国のウェールズ、東ヨーロッパ(チェコ、スロヴァキア、ハンガリー、セルビア、ルーマニア、ブルガリア、ギリシア、トルコ)、英国のイングランド、イタリア、そしてアイルランド。
最新刊『アイルランド「ケルト」紀行』の帯には「前人未到の10作目!」という文字が躍っています。自分でも驚いています。いったいなにが前人未到なのか……。お知りになりたければ、10冊すべて買ってください(笑)。
というわけで、スタート早々、強烈なPRから始まりました。結構、厚かましい人間です。これからも時々、売り込みをかけます。よろしくお願いします。
では、この辺りで~。

-information

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

忘れ得ぬラストシーン~ときめきシネマ・ワールド(12月8日)

忘れ得ぬラストシーン~ときめきシネマ・ワールド(12月8日)

映画の締めとなるラストシーン。   名作といわれる映画は、どれもラストシーンにこだわりを見せています。   極めつけといえば、『第三の男』(1949年)。 ウィーンの中央墓地でカメ …

アニマルお見合い「写真」集~(^_-)-☆

アニマルお見合い「写真」集~(^_-)-☆

『アニマルお見合い「写真」集』 こんなテーマで連れ合いさんが毎日、動物のイラストを楽しみながら描き続けてはります。 みな顔のアップばっかり。 セリフで遊んではりますわ~(笑) 本人いわく、「コロナ禍で …

ご協力、お願いします~(地震関係)!

ご協力、お願いします~(地震関係)!

東北太平洋沖大地震によって、福島原発で爆発がありましたね。 チェルノブイリのような放射性物質の大量放出という事態になるのではと心配しましたが、政府の発表では、今のところその可能性が低いことがわかり、ホ …

ちょかBandが落語会に出演~6日(日)

ちょかBandが落語会に出演~6日(日)

ちょかBandの相方、疋田吉継さんが主宰する落語会「天六アハハ寄席」が今度の日曜に開かれます。   疋田さんは「天六亭セブン」の名で高座を務めはります。   もちろん、ちょかBan …

2月4日、大阪・十三のシアターセブンで、日本映画『ひとくず』の上映後に登壇します~(^_-)-☆

2月4日、大阪・十三のシアターセブンで、日本映画『ひとくず』の上映後に登壇します~(^_-)-☆

昨年、観た映画で最大の拾い物が『ひとくず』でした。 幼児虐待と育児放棄という超シビアな現実をあぶり出した骨太な作品。 大阪出身の俳優、上西雄大さんが監督・脚本・主演の三役をこなしてはります。 ものすご …

プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。