武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

日記

明日から2度目の南インド放浪の旅~(^_-)-☆

投稿日:

明日から南インドへ旅立ちます。

3年ぶり2度目です。

還暦の記念に初めて訪れた前回は、ケララ州南部とタミル・ナードゥ州南部を巡ってきました。

インド亜大陸の最南端カニャークマリ(ロサリン岬)で「イェーツ!!」と叫んだ経験は大きな宝物になっています。

それが旅の目的でした!

今回は前回に訪れることができなかったタミル・ナードゥ州の北部を踏破してきます。

インド北部とは異なり、南インドはイスラムの影響が少なく、ヒンドゥーの濃密な世界に包まれています。

その中でもかなりヒンドゥー色の強いエリアです。

旅の目的は……。

「心の洗濯」です。

「洗練された中での秩序(日本)」から「混沌とした中での秩序(インド)」に身を置くと、背伸びしている自分を元の背丈に戻してくれ、気分もリフレッシュできます。

それは前回の旅で十分、味わいました。

関西国際空港からマレーシア航空でクアラルンプール経由、チェンナイへ向かいます。

大都会チェンナイは一泊だけして、すぐさま田舎へ逃れ、各地のヒンドゥー寺院を回ってくる予定です。

最終目標は、シヴァ神のリンガ(男根)そのものといわれるティルヴァンナマライのアルナーチャラ山(約800メートル)への登頂です。

山頂ではやはり「イェーツ!!」と絶叫します(笑)。

〈聖なる山〉とあって、土足厳禁、裸足で登らねばなりません。

苦行ですね(笑)

足の裏を負傷したら、潔く下山します。

何事も無理したらあきまへん~(^^;)

帰国は29日。

わずか10日ばかりの短い旅です。

ほんまは半年ほど居続けたいのですが、そういうわけにはいきません。

リュックサックは、前回同様、山登りをしている「ちょかBand」の相方、疋田さんから借りました。

このリュックで十分です。

旅の間、フェイスブックで随時、画像を盛り込んでレポートを投稿します。

帰国後、それをブログでもアップします。

だんだん気分が高揚してきた。

思う存分、満喫してきます。

イェーツ!!

-, 日記

執筆者:


  1. 百々之助 より:

    Godspeed!

  2. MS より:

    Bon voyage!
    アーリア人が北インドに侵入してドラヴィダ人を南インドへ追いやる構図は、どこかアングロサクソンとケルトの関係に似てる気がしますね。南インドとケルトに通底する何かがある?

    • admin より:

      コメント、ありがとうございます。
      29日に帰国しました。これからブログで日記風に綴っていきます。
      アーリア人VSドラヴィダ人、アングロサクソンVSケルト……。よく似た構図ですね。
      基本、強者が弱者を制する、その本質的な流れがたまたま一致しただけだと思います。

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。