ライフワークの「ケルト」の取材、今年はドイツです。
明日(27日)~8月9日、南ドイツ・ミュンヘンを起点に南部と西部に点在するケルトの遺跡や関連スポットを巡ってきます。
ドイツといえば、ゲルマン人を思い浮かべますが、ドナウ川とライン川流域の南西部には元々、ケルト人が定住していました。
だから、ケルト人が建造したオッピドム(要塞化された集落)があちこちにあるんです。
すでに「ケルト」紀行シリーズ全10巻を完成させ、そのときドイツにある「ケルト」の重要な地を踏破しているのですが、それでもまだまだ取りこぼしがありまして……。
昨年夏に訪れたフランス南西部への取材旅行もそうでした。
2012年のベネルクス3国、2013年のポルトガル、2014年のフランス南西部、今年のドイツ南西部、そして来年予定しているスペイン中西部の「ケルト」探訪をまとめて、濃厚なヨーロッパ「ケルト」紀行に仕上げたいと思っています。
タイトルは、『ヨーロッパ「ケルト」の残照~オッピドムを歩く』といったところか。
再来年は、いきなり新大陸に飛び、スコットランド人移民が多いカナダ東部のノヴァ・スコシアを訪れたいと思っています。
「ケルト」熱はまだまだ冷めそうにありません。
ともあれ、明日からビールとソーセージをお供にして、ドイツを精力的に回ってきます。
現地からFacebookで折々、ルポする予定です。